リストラされ、妻に別れを告げられ、親類の一族が暮らす京都の老舗呉服屋「わたり」に居候をすることになった “僕”は自他共に認めるへタレ男子。しかもやっかいな特技をもっていた。――霊が視えるのだ。さらに、居候先でもっと厄介なものに出会ってしまう。25歳の美しい和装の女性であり、“僕”の祖母でもある渡利稲――つまり幽霊だ。ばあちゃんは「視える」人間を見つけて大はしゃぎ。「成仏させろ」とつきまとう。とはいえ成仏させる技もない僕は、祖母の“未練”の心当たりを元に様々なミッションを行い、京都の町と渡利一族の事件に巻き込まれていく。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / メディアファクトリー
掲載誌・レーベル
MF文庫ダ・ヴィンチ
電子版発売日
2014年04月08日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

京は成仏びより

Posted by ブクログ 2014年06月29日

ほんわかとしてユーモアもたっぷりのホラーミステリ。
成仏できない祖母の霊(見た目は妙齢の和装美人)に付きまとわれて振り回される孫の青年。この二人の漫才のようなやりとりがなんとも楽しい。そりゃもう見事なボケ突込みの数々が(笑)。
そして次々巻き起こる厄介ごとと、その裏にまつわる霊的な恐ろしい事象。コミ...続きを読む

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京は成仏びより

Posted by ブクログ 2014年04月14日

人の心は、一瞬で魔に落ちたり、長い時を重ねて角が取れて、丸くなったり…生きてきた年数だけ、浮き沈みがあって、そのどれもが素晴らしいことなんだなぁと思います。
この本の中には、いろんな人の人生が詰まってますけど、ことに女の人は、そうやって積み重ねて行くものが多いのかもしれないなぁ。
私も三十年分、それ...続きを読む

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