大川に架かる四本の橋の近くには浅草や両国広小路の歓楽街、川を渡った向島、本所、深川には情緒のある水辺の町ができ上がった。堀端には料理屋や茶屋が建ち並び、当然のように色町が栄えた。岡場所と呼ばれる私娼窟だ。香具師の真似事をしながら岡場所をうろつく遊び人の萬女蔵は、侍に斬り殺された美しい芸者の幽霊がでるという茶屋の話を聞きつける。美貌の噂に惹かれて出向いた萬女蔵が見たものとは? 第2回『幽』怪談文学賞受賞者が本所両国の色町と見世物小屋を舞台に描く、妖しく艶やかな江戸怪談。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / メディアファクトリー
掲載誌・レーベル
幽ブックス
電子版発売日
2014年04月11日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

色町のはなし 両国妖恋草紙

Posted by ブクログ 2011年03月18日

“クダンは人に牛とかく”「因果物師」で物語に一気に引き込まれ、“痔という文字ができたくらい…”と「若衆芝居」でぞわりとし「水の女」に妖艶な物の怪をみる。萬女さんとお才コンビをもう少し読みたい。

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色町のはなし 両国妖恋草紙

Posted by ブクログ 2011年01月26日

字数も多くなく、文章も長いわけではないのに、ススーッと江戸時代にタイムスリップ。この作者さんは行ったことがあるんですか、ってくらい雰囲気出てる。幽霊、あやかし、化け物、見世物、女、男。下層の下層、女たちのお話。

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色町のはなし 両国妖恋草紙

Posted by ブクログ 2013年05月03日

江戸のはずれの花町、悲しい恋のお話に、怪談が加わって何とも言えない読後感。

切ない気持になるお話でした。

生と死の狭間で、精いっぱいその瞬間を過ごしていくことへの応援歌のようにも思えてきます。

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色町のはなし 両国妖恋草紙

Posted by ブクログ 2012年12月06日

女にマメだから萬女蔵。
そんな彼が引き寄せてしまう怪し達が物悲しくも色っぽく、愛おしくなります。

たまにエグイ話も出てくるので、ちょっとずつ・・・の進み方でもお腹イッパイな気分です。

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色町のはなし 両国妖恋草紙

Posted by ブクログ 2011年04月28日

江戸の色っぽ~~~いユーレイさんたちが登場。そんな方々に妙に好かれてしまうのが、貧乏侍の萬女蔵。千里眼と評判の辻占のお才さんと不思議な出来事に出会っていきます。
ちょっとエロ。青少年には不向きです。でも、読み終えると、ユーレイさんたちの哀しさと切なさが心に残る本。

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色町のはなし 両国妖恋草紙

Posted by ブクログ 2010年08月27日

江戸時代は両国を舞台にした色っぽい怪談小説。ちなみに短編集。いやらしさがいい具合で、怖いというより物悲しい。全体的に前半の小説の方が好みだった。

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色町のはなし 両国妖恋草紙

Posted by ブクログ 2010年08月02日

それは少し不思議で、怖い、恋のはなし。

ちょっと怖くて哀しいはなしの連作。この作者の雰囲気が結構好きです。
「若衆芝居」が好きかな。
あとやはり、郭文化は読んでいて面白いです。

「命が惜しくて娼が抱けるか」

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