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大相撲の制度を経済学的視点から解き、これらの制度が揺らいできている点を指摘。不足する年寄株、転職に悩む力士など、日本経済が抱える問題の縮図がそこにある。
【主な内容】
序 章 大相撲を経済学の視点で眺めること
第1章 力士は会社人間
第2章 力士は能力給か
第3章 年寄株は年金証書
第4章 力士をやめたら何になる?
第5章 相撲部屋の経済学
第6章 いわゆる「八百長」について
第7章 一代年寄は得か損か
第8章 外国人力士の問題
第9章 横綱審議会の謎
第10章 特殊なチケット販売制度
第11章 角界の構造改革
第12章 大相撲から見る日本経済
Posted by ブクログ 2017年04月25日
大相撲を経済学からよみとく。経済学を大相撲からよみとくのではない。逆だと思って、経済学の勉強にと思い手にしたが違った。が
なかなか面白い。
大相撲の特異性がきちんと論理的に説明されている。
「力士は会社人間」であることや「大相撲が生き残る道は、スポーツとして競争するのではなく、伝統的要素を最大限に...続きを読む
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