性差を取り払おうともがけばもがくほど、差別が助長される現実。世の中の悪の原因を頑なに男社会に求めたがる独特のフェミニズム論を、柔軟な論理力と明快な言語で喝破してゆく。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川oneテーマ21
電子版発売日
2014年03月20日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
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  • ブラウザ

女は何を欲望するか?

Posted by ブクログ 2012年03月30日

内田先生のジェンダー論は、
だいたい読書論に行き着く印象です。

学術的な内容なので、
エッセイを期待している方は残念でした。

でも、
こういった難しいもののほうが、
彼のメンターっぷりが十二分に発揮されているため、
とても貴重な読書体験ができると思います。
読み終わった後の、
少し見晴らしの良...続きを読む

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女は何を欲望するか?

Posted by ブクログ 2013年07月04日

俗っぽいタイトルとは裏腹に内容は学術的な雰囲気が漂っている。女として語ること、女として読むこと、特に日本語という言語の中ではこの二つ困難であることはフェミニズムだけでなく、日本人が日本人として生活してきた固有の眼差しが男性観と女性観に影響を及ぼしているのでないか、と思った。後半のフェミニズム映画論で...続きを読む

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女は何を欲望するか?

Posted by ブクログ 2012年10月10日

挑発的でキャッチーなタイトルに騙されてはいけない。
これは超高度なフェミニズム論、哲学論である。

哲学に馴染みがない人(=俺)には敷居が高いが、
これほど哲学を噛み砕いて書ける学者はいないと思う。
こういう人は哲学界では本当に貴重。

あとがきから読み始めれば
作者のイイタイコトがつか...続きを読む

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女は何を欲望するか?

Posted by ブクログ 2011年05月22日

理解しきれないが、自分の男女の性差に対する強固な思い込みに気づけたのは大きい。
分かつ部分があることを知ってるだけじゃないか。

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女は何を欲望するか?

Posted by ブクログ 2011年03月09日

何故フェミニズムが衰退したのかについて、内田樹が冷静に論じた本。映画「エイリアン」からアメリカにおけるフェミニズム意識の変化を考察するなど、視点が面白い。

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女は何を欲望するか?

Posted by ブクログ 2008年05月05日

フェミニズムに対し「歴史的役割を終えた」と一刀両断、その終えた理由について考察をめぐらす一書。とくに「女として読むこと」「女として語ること」の論理的困難について、非常に説得的な筆致をもって分析を加えている。

「ある社会がラディカルな改革を必要とするほどに過度に抑圧的であるならば、社会改革の企てはな...続きを読む

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女は何を欲望するか?

Posted by ブクログ 2015年04月25日

フェミニズムはマルクシズムと同様、「理論の過剰適用」によって人びとの支持を失うことになったと著者は考えます。「フェミニズム言語論」と題された本書の第1部では、ショシャナ・フェルマンというフェミニズム文学批評の研究者の仕事などを参照しながら、フェミニズムの観点からテクストを裁く態度は、テクストという場...続きを読む

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女は何を欲望するか?

Posted by ブクログ 2013年08月18日

何だかいやらしいタイトルなので登録するのも気が引けますが、真面目なフェミニズム批評です。内田樹の著作の中でも読むのが難解な部類に入ると思いますが、それは内容も然ることながら、僕(あるいは僕の世代)が、フェミニズムという思想に対する実感があまりにもないせいだと思います(まあそれでも内容は大筋は理解でき...続きを読む

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女は何を欲望するか?

Posted by ブクログ 2013年07月07日

フェミニズムの議論は幅広い。本書では、フェミニズムの一部の議論を取り上げて、痛切な批判を展開している。とはいえ、読後感は悪くない。筆者が述べているように、フェミニズムへのシンパシーが通底にはあるから、なのだろう。当たり前の批判を、当たり前に言うことそのものが難しい場合がある。本書は、その意味で、当た...続きを読む

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女は何を欲望するか?

Posted by ブクログ 2011年01月21日

フェミニズムについて、真面目に語っている。ちょっと難しく馬鹿の私はゆっくり読んだ。前半のフェミニズム言語論は、納得できる部分は少ない(馬鹿なので)が、深く納得できる。面白かった。後半は極めて読みやすくテーマが手頃でよい。論題も全然ちがう。

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