公子付き女官と敏腕官吏のすれ違いの恋!?

倭儀族の血を引いて珍しい赤毛の彩佳は、公子の世話係兼女王付きの女官として江国の王宮で働いていた。一生懸命だが口下手で不器用な彩佳は同僚たちから浮いていた。女王のためにもきちんと務めたい、みんなとも仲良くやりたいと苦心しているが、空回る日々…
 春、彩佳は新年の祝賀会の手伝いに駆り出されていた。来賓からの赤毛への奇異の視線や、役人たちのささやかな嫌がらせをかわしつつ、彩佳は黙々と給仕する。
 仕事を終え、内朝に帰る途中、春園では赤い椿が咲き誇っていた。彩佳はさすがに落ち込んで椿に愚痴る。そのとき、椿の陰から現れた秀敬という新米官吏に「椿の精ですか」などと妙なことを言われ、彩佳は驚いて後宮に逃げ帰る。
 女王のお茶会で何故か秀敬と再会。彼は科挙に主席及第した新進気鋭の官吏だった。秀敬は彩佳を天女と勘違いし一目惚れしていたが、改めて昼間会ってやっと彩佳の赤毛に気づき、「てことは倭儀族!?」と驚く。彩佳は傷つき、怒る。あとで秀敬が謝りに来るが、さらに激しい喧嘩になり…!?

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

ジャンル
出版社
小学館
掲載誌・レーベル
ルルル文庫
ページ数
256ページ
電子版発売日
2014年03月21日
紙の本の発売
2014年02月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

朧月の紅姫

Posted by ブクログ 2017年04月21日

公子付き女官として働く主人公だが、髪が赤いため
周囲からうとまれていた。

周囲から遠巻きにされていたり孤立していたりすれば
空気は硬くなってしまうもの。
とはいえ…という悪循環ですが、ここまで馬鹿正直に
それも気が付かずに突っ走る男もすごいですw

見た目ではなく、中身。
分かってはいても、敵とみ...続きを読む

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朧月の紅姫

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年06月21日

前作「月華の楼閣」から2年後、ヒロインとヒーローが変わってますが、前作の2人も出てきます。

彩佳は異民族の血をひく赤毛の女の子で、赤毛を理由に仲間から距離を置かれていますが、偶然椿の木の下で出逢った秀敬に熱烈アピールされて、最初はけんもほろろな感じでしたが、そのうち好きになるって感じです。

彩佳...続きを読む

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朧月の紅姫

Posted by ブクログ 2014年03月01日

彩佳の、悪く言えばいじけた小娘っぷりには大分苛々しましたが、まあ仕方ないかなとは思うし、読後感は爽やかでよかったと思う。
ただ、前作も含めて、やはり自分的には可もなく不可もなくといった感じ。抜きん出て好きな作品ではない。

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