滅亡へのカウントダウン(上)

滅亡へのカウントダウン(上)

1,100円 (税込)

5pt

4.4

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4日半ごとに100万人の割合で増加し続ける人口は、地球環境にいかなる影響を及ぼすのか? 少子高齢化のなかで繁栄を保つ日本を始め20余カ国で徹底取材。『人類が消えた世界』を超える傑作

福岡伸一氏絶賛!
「地球が扶養できる生物の数には限界がある。こと人間の数に関しては、すでに、はるかに限界を超えている。過剰な水素が一気に爆発するように、カタストロフの日は近い。そのとき地球に何が起きるのか。そうならないため今できることは? 本書の中にその答がある」

人口が地球の収容限界を超えるとき、いったい何が起きるのか? 世界的ベストセラー『人類が消えた世界』の著者が放つ衝撃のレポート。

すでに70億人に達し、今世紀中には100億人を超えると予想される世界人口。4日半ごとに100万人の割合で増え続ける人類は、地球環境にいかなる影響を及ぼしているのか?
加速する温暖化、続発する異常気象、生物多様性の喪失――こうした環境問題の根本に過剰な人口があるのだとしたら、すべての文化圏に属する人が納得できる人口抑制の方法はあるのだろうか? さらに、絶え間ない人口拡大と成長に依存しない新しい経済システムを設計することは可能なのか? 果たしてわれわれは、今後も存続していくことができるのだろうか?
世界的な環境ジャーナリストが中国、ニジェール、インド、ヴァチカン、日本など20余カ国を旅しながら考える。人口学者、生態学者、経済学者、宗教指導者ら、あらゆる人々の肉声から見えてくる未来とは? 人類が直面する今世紀最大の問題に迫る必読のノンフィクション。
(序文「日本の読者へ」を特別収録)

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  • 滅亡へのカウントダウン(上)
    1,100円 (税込)
    4日半ごとに100万人の割合で増加し続ける人口は、地球環境にいかなる影響を及ぼすのか? 少子高齢化のなかで繁栄を保つ日本を始め20余カ国で徹底取材。『人類が消えた世界』を超える傑作 福岡伸一氏絶賛! 「地球が扶養できる生物の数には限界がある。こと人間の数に関しては、すでに、はるかに限界を超えている。過剰な水素が一気に爆発するように、カタストロフの日は近い。そのとき地球に何が起きるのか。そうならないため今できることは? 本書の中にその答がある」 人口が地球の収容限界を超えるとき、いったい何が起きるのか? 世界的ベストセラー『人類が消えた世界』の著者が放つ衝撃のレポート。 すでに70億人に達し、今世紀中には100億人を超えると予想される世界人口。4日半ごとに100万人の割合で増え続ける人類は、地球環境にいかなる影響を及ぼしているのか?   加速する温暖化、続発する異常気象、生物多様性の喪失――こうした環境問題の根本に過剰な人口があるのだとしたら、すべての文化圏に属する人が納得できる人口抑制の方法はあるのだろうか? さらに、絶え間ない人口拡大と成長に依存しない新しい経済システムを設計することは可能なのか? 果たしてわれわれは、今後も存続していくことができるのだろうか?   世界的な環境ジャーナリストが中国、ニジェール、インド、ヴァチカン、日本など20余カ国を旅しながら考える。人口学者、生態学者、経済学者、宗教指導者ら、あらゆる人々の肉声から見えてくる未来とは? 人類が直面する今世紀最大の問題に迫る必読のノンフィクション。 (序文「日本の読者へ」を特別収録)
  • 滅亡へのカウントダウン(下)
    1,100円 (税込)
    ますます過密化する世界で、人口減少に転じた日本。著者はこの国で、いかなる希望を見出したのか? 森達也氏推薦! 増え続ける人口と悪化する地球環境。人類は滅亡するしかないのか。次世代に何を託せるのか。今はまさしくターニングポイントだ。 第13章「縮小と繁栄――日本」より。 「そして、いまや適正規模にまで人口が減りつつある日本は、ある問題に関する一つの実験場になろうとしている。すなわち、人類の安全と生存のために人間の影響を減らすには、地球上の人口を減らすべきだと、われわれが(あるいは、われわれの代わりに自然が)決断したときに直面する問題である。…人間が考え出したほぼすべての経済の尺度は、成長するか否かで定義されてきた。…  だとすれば、もしも人間の数が減り、必要となる住宅と物資が減ったら、どうなるだろう? より小さな社会への移行期間中に、年々消費者が減り、非生産的で困窮した過剰な高齢者を支える社会保障費を払い込む労働者が減ったら?   そして、補給可能なペースで資源を獲得してリサイクルできる最適な人口に実際に到達し、人間を養う地球との均衡が達成できたら、どうなるだろう? そのような理想的水準を維持するということは、それ以上は決して成長しないことを意味する。  それは可能だろうか? 人間は成長なしに繁栄できるだろうか?  日本は否応なく、それを試みる最初の近代社会になる」

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滅亡へのカウントダウン(上) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年08月08日

    前作で人類が消滅した世界はどうなるかを解明しようとした筆者による、人類が存続できる世界を維持するにはどうしたらいいか? が主題になった著書。

    最重要に位置付けられているのは人口問題。
    20世紀初頭には15億程度だった世界の人口は、100年と少ししか経過していない現在では70億。このままの増加傾向が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年07月24日

    デリケートな問題だから言葉を尽くさなくてはいけないのは理解できるけれど、これではたくさんの人に読まれないのではないかと危惧してしまいます。

    できるだけ簡単に書かれたものが出回れば、あまり本を読まない人にも広まるのかな。広まればいいなと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月30日

    1992年の地球サミット、国連環境開発会議では「気候変動枠組条約」「生物多様性条約」やアジェンダ21など持続可能性に関わる5つの重要な合意がなされた。しかし、例えばアジェンダ21では「人口動態と持続可能性」に1章を裂きながらも実施手段としては有効な方法あるいは言葉が協定案から削除されている。それが「...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月09日

    人口増加が地球のキャパシティを超えつつあることを認識している人は多いと思うが、経済成長への影響が優先され、人口抑制の議論は無視されがちです。
    本書では人口抑制が待ったなしの状況であることが多くの地域で様々な人に対して行われた取材で明らかにされています。
    世界中の政治家に読んでもらいたい一冊。

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    Posted by ブクログ 2014年01月19日

    滅亡へのカウントダウン/アラン・ワイズマン著(鬼澤忍訳)

     自分にとって解決できないほどの大きな規模のイシューは初めから考えないとする人も多いと思う。人口爆発の問題はそのもっともたる例であろう。しかしながらこの問題はいつまでも私たちが目をつぶっているだけでは解決できないものである。

     すでに地球...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月05日

    新年早々、なかなか刺激的なタイトルだが、陰謀論めいた話でもなければ、悲観論のみに終始した内容でもない。

    新しい年を迎えると、人は「おめでとう」と言う。友人や知人に赤ちゃんが誕生しても「おめでとう」と言うだろう。だが、そんな身の回りの「おめでとう」の集積が、社会や世界全体で見た時にも、本当に「おめで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月25日

    地球に持続的に居住できるキャパシティを超えた人口になっているのではないか、という考察の本。
    テクノロジーの進化によってマルサスの予言は現実味を帯びないままやり過ごしてきたが、遂に限界まで来たのか、それともまだまだ進化で覆い隠せるのか。

    そうでなくとも人口は少ない方が住みよい社会だと思うけど。少子化...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月13日

    地球の人口が増えすぎて、この先大丈夫だろうか。という問題に取り組んでいる。
    それはまるで、ダン・ブラウンの作品「インフェルノ」にでてくるゾブリストの思想のようであるが、本当にこのまま人口を抑制しなければ、未来はどうなるのであろうか。

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月11日

    エルサレムをめぐる闘いから始まり、現在東アジアはじめ多くの地域で発生している人間に起因する地球のトラブルの原因は、人間の数の増加にあるという分析。某国の政策として有名な一人っ子政策は今や形骸化しており、既に某国の人口は一人っ子政策によって減少した人口を超す勢いとなっている。しかし、地球は爆発的に増え...続きを読む

    0

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