群雄が割拠し、しのぎを削った戦国時代。飢饉と戦争で疲弊した百姓は公然と「世直し」を求めた。生き延びるために、ときに大名の戦争に参加し、また隣村との境界争いなどにも武具を携えて参集した。一方、大名は百姓に礼を尽くした施策を講じて領国の安定を図った。庶民の視点から権力構造と社会システムをとらえなおす。

ジャンル
出版社
筑摩書房
掲載誌・レーベル
ちくま新書
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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百姓から見た戦国大名

Posted by ブクログ 2017年04月22日

室町が楽しい!時代の前提がわかると社会現象に説明がつくし、一つ一つ腑に落ちると面白味が深くなる
飢餓⇒食料確保⇒争い(戦国時代といわれる背景)
徳政も出される背景を考えれば納得ですね

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百姓から見た戦国大名

ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年08月08日

一ヶ月がかりで(途中で別のも読んでましたが)ようやく読み終わりました。これけっこう目からウロコって感じですね。そうかー、家督相続は権力者たちの私事や政治的都合だけじゃなくて、下々が世直しを望んだから、、、っていうのもあるのかー、みたいな。いまだって私達の希望なんて通らないのに、戦国時代に民意があって...続きを読む

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百姓から見た戦国大名

Posted by ブクログ 2017年05月22日

戦国の百姓ってなるほど、戦争と背中わせだったのねと。そういう世の中を終わらせたのが信長から家康に至る三傑の偉大さであり、かつ自由をも奪ったのがわかる。

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百姓から見た戦国大名

Posted by ブクログ 2016年07月21日

この本を読んで思ったことは大名にとってとにかく村を守る、発展させることが大事であったこと。

大名が村のことを無視した統治をしたら、そこに住んでいる百姓が逃げて、その村が荒地になり果てます。また敵対大名に攻め込まれたら、家は壊され、米は奪われて大変なことになります。

百姓にとって自らの生命、生活を...続きを読む

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百姓から見た戦国大名

Posted by ブクログ 2016年03月06日

戦国大名を、個々人の事績ではなく社会システムに埋め込まれた器官として紐解く。重層的な構造の中に位置付けることで見えてくる戦国大名の姿は、いわゆる歴史小説的なイメージとは一線を画す。
近年の戦国研究の進展は目覚しいものがあり、フィクションの世界との乖離はどんどん大きくなっている。そうした研究の成果を新...続きを読む

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百姓から見た戦国大名

Posted by ブクログ 2014年12月15日

戦国時代を、底辺(とよく言われる)の農民の目線で見てみる。「村」という単位で見てみる。
戦国時代は、飢饉の連続の時代だったという。それに加えて(なのか、こっちが鶏なのか?)大きな権力がなかったので、戦争が頻発する。
大河ドラマでは描かないけど、どの大名も、戦争となると、戦場地域を荒らし、農作物を略奪...続きを読む

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百姓から見た戦国大名

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年10月28日

武田、上杉、北条…数々の群雄が割拠し、しのぎを削った戦国時代。飢饉と戦争で疲弊した百姓は、社会的危機には公然と「世直し」を求めた。生き延びるために、ときに大名の戦争に参加し、また、隣村との境界争いなどにも武具を携えて参集した。いっぽう大名は、百姓に礼を尽くした施策を講じて領国の安定を図った。庶民の視...続きを読む

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百姓から見た戦国大名

Posted by ブクログ 2013年07月18日

「『大名主体の社会構造』の下で搾取され蹂躙される『被害者』の百姓」という、一般的なイメージが今更ながら覆される。

村同士の争いに領主を巻き込み、飢饉が起きれば「世直し」としての大名の代替わりを要求…戦乱と飢餓の時代に生きるために戦う、そんな百姓の姿がよくわかっておもしろい。

大名は「支配者」...続きを読む

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百姓から見た戦国大名

Posted by ブクログ 2011年09月24日

戦国時代において,村が慢性的な飢饉を背景に形成・維持され,村同士の用益をめぐる紛争に繋がっていたという指摘に驚いた。
有名な武田・上杉間の幾たびにもわたる戦争を事例に,領主間の戦争が村同士の紛争の延長上にあるとし,戦争の実態を明らかにしている。

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百姓から見た戦国大名

Posted by ブクログ 2010年06月01日

[ 内容 ]
武田、上杉、北条…数々の群雄が割拠し、しのぎを削った戦国時代。
飢饉と戦争で疲弊した百姓は、社会的危機には公然と「世直し」を求めた。
生き延びるために、ときに大名の戦争に参加し、また、隣村との境界争いなどにも武具を携えて参集した。
いっぽう大名は、百姓に礼を尽くした施策を講じて領国の安...続きを読む

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