仏師の円心の前に現れた女は、前世で太子と心中した愛妃の生まれ変わりで、太子の生まれ変わりである円心の前に現れたのだと言う。しかし、自らの一族を一人残らずなぶり殺され、すさまじい怒りと怨みを持って死霊となっていた太子は、女陰の裂け目から突入し、輪廻転生の掟を破って黄泉の国から蘇った!! 斑鳩の朝日とともに我ついに蘇りたり!! 「怒る我」の男――太子追い書き(滝沢解)収録。
ユーザーレビュー
Posted by ブクログ 2010年10月05日
一般的に知られている聖徳太子という人物の像はかけらもありません。
まったく意味が分からないのですが、ガチムチマッチョの聖徳太子が生首もぎ取ったり、地獄征服を目論んだりします。
本当です。
最後に「未完」と書き込まれているので意味が分からないまま終わってしまった
というわけではないと思います。
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