2011年度芸術選奨受賞作家。謎の死を遂げたパンチェンラマ十世が、突然蘇った。卑しい男の魂が転生してしまったのか、この活仏(かつぶつ)は意地汚くて女好き。動くミイラと化したラマは、当局の目を避け、小僧のロプサンを連れてインドへの道を急ぐが……。核の脅威が迫るチベット高原でラマはある行動に出る。(講談社文庫)

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
ページ数
480ページ
電子版発売日
2014年02月28日
紙の本の発売
2011年04月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

転生

Posted by ブクログ 2014年09月20日

面白かった!!
笑って、ドキドキして、怒って、ホッとして、考えさせられて、ちょっぴり涙した!!
手塚治虫さんが生きてたら描くのではないかという題材。パンチェンラマ10世のミイラが生き返るというとんでもない話なのだが、現実におきている中国のチベット侵略を批判している。

こんな救世主が現れなくてならな...続きを読む

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転生

Posted by ブクログ 2013年08月27日

実に深刻なチベット弾圧の状況を描いているけど、荒唐無稽で可笑しい。うまい。ただ内容的には作者がチベットを描きたいってのが先行してて人物や設定はそのおまけって印象も否定できないかな。

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転生

Posted by ブクログ 2011年07月02日

パンチェンラマ十世のミイラが蘇るという荒唐無稽な物語の中にチベットの現状を描き込んだスラップスティック・コメディ。
ダライラマやチベット仏教をを扱った本は何冊か読んだけれど、本作を読んで全然わかっていなかったと感じた。たとえば、作中にある〈素のままのチベット人は、今でも勇猛果敢で残酷で、その上狡猾な...続きを読む

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転生

Posted by ブクログ 2011年08月18日

いろんな意味ではらはらした。不敬なような、崇敬しているような、皮肉なような。非現実だけど、こういうのもいいんじゃないかと思った。

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転生

Posted by ブクログ 2011年05月06日

篠田節子の本は時折貪るように読んでしまう。今回も死んだ魂がミイラに転生する、というなかなか有りえない設定なのだが、リアリティのある筆力ですっかり引きこまれてしまった。

本作については後半若干失速した感があり、エンターテイメント感はあり面白いのだが、もう少し盛り上がりと言うか、テーマがテーマなので何...続きを読む

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