東京が招致しながら、自ら返上した1940年のオリンピック。「皇紀2600年記念」として構想されたこの大会は、招致のためのヒトラーやムソリーニとの取り引き、満洲事変への厳しい国際世論など、最初から戦争と政治に振り回された。また、「満州国」は参加できるのか、天皇の開会宣言は可能なのか、など問題山積みのまま、準備は遅れに遅れる。そんな中、招致に尽力したIOC委員・副島道正は「返上やむなし」と腹を決める。(講談社学術文庫)

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社学術文庫
ページ数
288ページ
電子版発売日
2014年02月28日
紙の本の発売
2014年01月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで

Posted by ブクログ 2016年09月02日

1964年から56年間の時を超えて、2020年にふたたび東京でオリンピックが開催されます。
しかし、東京がオリンピックの開催地と決まったのは「3回目」。1940年に第12回オリンピックの開催地として決まっていたのです。
当時は日中戦争の真っただ中。国際社会からの孤立を高める中で招致活動にまい進し、厳...続きを読む

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幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで

Posted by ブクログ 2014年04月12日

東京オリンピックというと1964年、そしていまから6年後の2020年を思い浮かべるが、実は1940年にも一度開催の予定があったらしい。日本にとって1940年という年は、建国してから2600年という節目の年だった事から、国をあげての記念事業としてオリンピック開催地に立候補したようだ。

ローマとヘルシ...続きを読む

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幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで

Posted by ブクログ 2014年03月16日

戦前の1940年に開催される予定だった東京オリンピック。その招致と、準備、そして、開催返上に至る事柄が記されています。

って言うか、直接の開催返上の原因は、日中戦争の拡大ですが、本書を良く読んでみると、大局観の無い行動が散見され、日中戦争が無く、開催に至ったとしても、失敗していたんじゃないかなぁと...続きを読む

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