孤独な日銀

孤独な日銀

770円 (税込)

3pt

3.4

【凋落するエリート集団の「存在意義」を問う】本書では、他の日銀本のように、日本経済の長期低迷と金融政策運営の関係を直接的に取り扱うことはしていません。本書の目的は、金融政策論やマクロ経済論を展開することではなく、日銀という組織を論じることにあるからです。組織としての日銀の描写によって、机上や紙上の金融政策論には現れてこない、実際の政策運営の躍動感を感じていただければと思います。(講談社現代新書)

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孤独な日銀 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年11月04日

    元日銀職員による、日銀についての本。日銀とはどういうものかを、日銀の基本的業務から歴代総裁の業績など、勤務中に感じたことを交えて述べている。守秘義務から、なかなか実態は明かせないのだろうが、形式的事項が多く、もう少し表からは見えない実態を知りたかったのと、個人的な見解を超えた学術的な考察がほしかった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月30日

    政権交代前の円高に一部起因する不況。その原因を日銀単独犯とする世論に一石投じたいという趣旨の著書。日銀とは、どういう歴史を持つどのような機関か。私が元総裁と間違えて、この本を買ってしまったのは、内緒である。

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    Posted by ブクログ 2014年02月21日

    恥ずかしながら元総裁かと思って購読しましたが、全然違いました、、、ただ内容は初心者にも分かるよう平易な言葉で丁寧なもの。
    総裁に必要な資質はオーラと言われると、結局どこの世界でも同じなのね、とならざるを得ないが。
    普通に考えれば日銀が経済政策の失点全ての責を負っている訳でない。著者は共同責任と言って...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年05月04日

    日銀に10数年勤務後、いまは外資系金融機関でエコノミストとして活躍する著者による、組織としての日銀論。特に、日銀の独立性について論じられている。
    【納得感のあった指摘】
    ・新日銀法施行後の15年間では、法の精神に反して、むしろ(政府と日銀との)共同責任体制の素地が強固となってきている。
    ・総裁、副総...続きを読む

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