イエスの不条理な死はなぜ必要だったのか。その死と復活を記した福音書の物語は喜劇なのか。近現代社会の根幹をなす、資本主義とキリスト教から全貌を説き明かす。常識を覆しつつ紡がれる、まったく新しい<世界史>という物語。知的興奮に満ちた新しい哲学!

ジャンル
出版社
講談社
ページ数
354ページ
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
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  • ブラウザ
  • DB50
  • 〈世界史〉の哲学 古代篇
    通常版 1巻 1,620円(税込)
    イエスの不条理な死はなぜ必要だったのか。その死と復活を記した福音書の物語は喜劇なのか。近現代社会の根幹をなす、資本主義とキリスト教から全貌を説き明かす。常識を覆しつつ紡がれる、まったく新しい<...
  • 〈世界史〉の哲学 中世篇
    通常版 2巻 1,620円(税込)
    本書によって西洋中世史は書き換えられた! 都市はなぜ死体を中心に繁栄したのか。愛を説く宗教がなぜセックスを原罪とするのか。誰もが知っているのに誰も明確には答えられない世界史史上の謎。平易に語ら...
  • 〈世界史〉の哲学 東洋篇
    通常版 3巻 2,808円(税込)
    12世紀頃に、知性をもつ宇宙人が地球にやってきて、その後の人類の運命について予想したならば、中国こそが近代化を主導すると断定したであろう。なぜなら、当時、経済・政治・軍事、あらゆる点においても...
  • 〈世界史〉の哲学 イスラーム篇
    通常版 4巻 1,728円(税込)
    神自身が信仰を投資に例えるイスラ-ム教のもと、なぜ逸早く資本主義が発達しなかったのか?クリスチャンの息子達を集め皇帝の忠実な親衛隊に育て上げたオスマン帝国の「デヴシルメ」はなぜ実現可能だったのか?...
  • 〈世界史〉の哲学 近世篇
    通常版 5巻 2,160円(税込)
    遅れた封建ヨーロッパの中世末期になぜルネサンスと宗教革命という相反する運動が同時進行したのか。ラテン語で書かれた聖書を読めないカトリック信者のジレンマとはいかなるものか。科学革命のハイライト...

〈世界史〉の哲学 東洋篇

Posted by ブクログ 2014年05月06日

僕の場合、この本を読むにあたって「否定・抑圧されたものの回復」という視点を持って読み進めてみました。そういう読み方をしても読むに耐えうる作品です。

一つ気になったのがノーム・チョムスキーの考えとの比較をした場合です。

中国の皇帝が天命または民衆の合意によって承認されているという視点、特に毛沢...続きを読む

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〈世界史〉の哲学 東洋篇

Posted by ブクログ 2014年03月28日

中国とインドを非西洋社会と位置付け、その性質成り立ちを社会科学的に解明しようとする。
根本的疑問として、ジャレド・ダイアモンド同様の西洋がなぜ先に近代化し世界に価値観を拡散することになったかである。
中国は儒教をベースに、天を戴いた天子がその権威を名誉として広大な範囲に贈与して治める。そのツールは法...続きを読む

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〈世界史〉の哲学 中世篇

Posted by ブクログ 2012年04月21日

筆者の知識の広さと深さに驚嘆した.西ヨーロッパの中世社会の二面性を詳細に考察している.教会と国王・領主との対立といった視点や,肉食や大食が罪悪視される時期と許容される時期が存在することを事例として取り上げての考察,さらにキリスト教の三位一体についても詳細に論じている.死体に対する考え方でキリスト教の...続きを読む

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〈世界史〉の哲学 イスラーム篇

Posted by ブクログ 2015年08月22日

イスラム教に対して感じてきた疑問に、クリアーに答えられてる気がする。特に、キリスト教との対比において。

アッラーの最大の性質は「慈愛」
旧約聖書のヤハフェの冷酷さとは対照的。

イスラム教では「ヨブ」はありえない。
不幸は悪いことをした報いであるから。

イスラム教は神の謎を消して明確化した。
...続きを読む

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〈世界史〉の哲学 中世篇

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年12月18日

キリスト教徒が世界の本質になった理由を考える本。古代編の続編:中世編。ここからがキリスト教の歴史の本番だ。


 相変わらず装丁がカッコ良さそうに作ってある。かっこいいとは言っていない。カッコ良さそうなだけだから。


______
p21 ルネサンスと中世
 中世の定義は教科書的には14Cのイタリ...続きを読む

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〈世界史〉の哲学 古代篇

Posted by ブクログ 2012年05月11日

キリスト教を宗教として考えると、「神」を信じるかどうか、というところで議論は止まってしまうかもしれませんが、ある種の哲学や思想として考えると、その時代背景や出どころをあれこれ考える議論につながっていくことができるんですね。

ギリシャ哲学とキリスト教を同じフィールドで考えたことがなかったので、なかな...続きを読む

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〈世界史〉の哲学 中世篇

Posted by ブクログ 2012年02月17日

 イエスの死に焦点を絞った古代篇に続き、イエスの死体が都市を形成していく中世篇。レヴィナスから「悪童日記」まで引用して展開される突飛な論理は、さらにパズル的な面白さを増しています。
 次々と謎を投げかけては、消化しきれなくてもさらに次の謎を投げかける、そのリズム感も好し。世界史でも哲学でもなく、なん...続きを読む

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〈世界史〉の哲学 古代篇

Posted by ブクログ 2012年02月05日

 特異でありながら普遍性を帯びることとなった近代への問いの解を、キリスト教を軸に追求。この古代篇では特にイエスの死を中心に据え、ソクラテスの死と比較したり、フーコーやハイデガー、レヴィナスなどの言葉を引用したりしつつ、「推理」を展開していく。
 そう、まるでミステリーを読んでるような「謎解き」の爽快...続きを読む

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