市助には8人の子がいた。その子らが夜ごと寝間を抜け出して、朝まで箪笥の上に坐っている。そのうちに市助を除く家族全員が夜な夜な箪笥に上がるようになって――。(「箪笥」)。能登を舞台に玄妙な語り口で綴る9つの不思議な物語。恐怖と戦慄の半村フォークロア。

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
168ページ
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • ブラウザ

能登怪異譚

Posted by ブクログ 2014年10月05日

能登の言葉?
最初、とっつきが悪かったんですが、すぐに気にならなくなって。

短編集って沢山読むと、「あれ?この話、どんなのだっけ?」
ということがよくありますが(え?私だけ?)これは忘れられない
話のオンパレードです・・・とここまで書いて、ふと思った。
翻訳ものを読むことが多いのですが、原題と邦題...続きを読む

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能登怪異譚

Posted by ブクログ 2011年06月25日

 大人がよ読んでも怖くはありませんが、とても面白い話ばかりです。
 
ちょっとダークな、というかかなりダークな「まんが日本昔ばなし」をイメージしていただければ思います。

 実際、挿絵画家も「まんが日本昔ばなし」の方ですし。

 なんかあのナレーションが聴こえてきそうです。

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能登怪異譚

Posted by ブクログ 2008年12月18日

【箪笥】―短篇。
老婆による能登弁の語り口で、家にまつわる昔話。夜な夜な箪笥の上に座る家族。短いながらもその光景を思い浮かべてぞくりとさせられるのが面白い。(2008.12)

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能登怪異譚

Posted by ブクログ 2002年08月09日

名の通り、能登の怪異譚を集めたもの(作者の創作が多分にある気がするが)。
中でもオススメは「箪笥」「雀谷」。
能登の方言で全文書かれており、
これが恐怖感、奇怪感を増幅させる。
村上豊さんの挿絵は元々大好きだが、
これほどまでにマッチする作品があろうとは・・・
この本を「面白い!」と思える人は連絡下...続きを読む

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能登怪異譚

Posted by ブクログ 2014年05月28日

傑作「箪笥」。これは読んでおくべきだ。語り、視点、ロケーションの変化など実に技巧的ですばらしい作品だ。次の「蛞蝓」まではまだ良かったが、後がひどい。だんだんつまらなくなってくる。「箪笥」だけのために買うのはよいと思う。

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能登怪異譚

Posted by ブクログ 2012年10月31日

まるで夜語りの民話のように、朴訥とした能登弁での一人称で語られる物語は、モダンホラ-とは対極的な位置にあるようにも思われるが、それに勝るとも劣らない怖さを味わわせてくれる。
代表作「箪笥」の何とも説明のつかない奇妙な味とぞくりとする読後感、「雀谷」「蟹婆」で描かれるのはS・キングらのモダン-田舎-ホ...続きを読む

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能登怪異譚

Posted by ブクログ 2011年05月15日

 いやー,能登に住んどる者(もん)が読んだから(さかいに)余計(よけ)におもしろかった(もっしかったわいねん)。
 このような変な(もっしい)な昔話が(はなっしゃ),もともと能登地方(おらかた)にあったのかどうかは知らない(しらん)けれど,ちょっと(ちょっこり)ゾクゾクとする話でした(やったわ)。

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能登怪異譚

Posted by ブクログ 2014年05月13日

能登の言葉を活字で読む経験は僕にとっては特別なもの。細部まで再現された能登弁。能登といっても2,3キロ離れるとまた微妙に違うんだけど、そこへの配慮も感じる。よく調べたなあ。しかも物語りがまたいいじゃないか。半村良、やっぱりすごいな。もっと読もう。

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能登怪異譚

Posted by ブクログ 2009年08月27日

伝奇SFといえばこの人。『戦国自衛隊』の半村良の短編集。

160頁未満で全9編、村上豊の挿絵27点付。
小学生でもじゅうぶん楽しめる本です。

自分にとってはちょっと感覚がマイルドすぎたか。
これ自体がすごい意欲作とかゆうものでは無いですが、フォークロアがお好きなら読みたい一冊。

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