大器晩成の竜王名人が明かす半生と勝負哲学。

小学六年生で、羽生善治(現・三冠)、佐藤康光(現・九段)らとともに奨励会に入会。16歳でプロ棋士昇格、25歳での名人位挑戦は、棋士として順調な経歴と言えた。しかし、名人戦の相手・羽生善治はそのとき七冠王になっていた!
実績で水を空けられた相手に、何を考え、どう戦ったか。雌伏のときに思索を深め、研鑽を続けた著者は、30代以降、雄飛のときを迎える。30代で初めて名人となり、羽生より早く永世名人の称号を得て、40代で渡辺明から竜王位を奪取。若手が有利と言われる竜王位を40代で奪取したのは、史上初の快挙だった。現在は竜王・名人という、棋界の2大タイトルを保持する著者が明らかにする、半生と勝負哲学。世評を覆し、差を覆す秘訣は、己を知ることと、敗北に謙虚に学ぶことにあった!

ジャンル
出版社
小学館
掲載誌・レーベル
小学館新書
ページ数
224ページ
電子版発売日
2014年02月21日
紙の本の発売
2014年02月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

覆す力(小学館新書)

Posted by ブクログ 2016年11月05日

森内十八世名人も超一流ではあるが、凡人の自分にとっては羽生十九世名人よりも近い存在だろう。
最近の羽生さんの著作は、「場」や「空気」について語ることが多く一種神がかっている。
それに比べると森内さんは人間らしい。

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覆す力(小学館新書)

購入済み

苦しい。が、そこがいい

ハイソフト 2016年06月20日

羽生世代の間違いなくトップを争って戦ってきたプロ棋士の半生記。
そのトップ棋士からみても圧倒的な力で棋界に君臨する羽生さん。
その背中を同世代として追い続け、捕まえようと懸命に追いかける半生。
見開き1ページの文中に何度も羽生さんの名前が登場し、羽生さんに憧れて、崇拝しつつも戦い続ける姿がなん...続きを読む

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覆す力(小学館新書)

Posted by ブクログ 2014年03月26日

プロ棋士が書いた本はこれまで何冊も読み、それぞれに教えられる点があったが、森内さんのこの「覆す力」は本当に掛け値なしに面白い!森内さんのまじめで、まっすぐで、それでいてひょうひょうとしておちゃめなキャラクターが存分に現れていて、将棋を指すことはなくてもプロ棋士のキャラだけで将棋を見ている筆者のような...続きを読む

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覆す力(小学館新書)

Posted by ブクログ 2014年02月09日

非常に面白かった。筆者の森内俊之名人は口数が少なく、一般書にて考えを知ることができるのはとても良かった。

渡辺二冠の著書からみても、こちらから見ても羽生善治三冠は特別なものであることが理解できた。

同じ土俵に立つ人間が評価するものは、外野からの凄みとはまた別の言いようのない高揚感を持った評価にな...続きを読む

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覆す力(小学館新書)

Posted by ブクログ 2017年12月31日

同世代の羽生さんとは、常に圧倒的な実力差を感じながらも、その対戦自体を楽しんでいる森内さん。

勝負の世界ではあるけど、根本にあるのは、将棋が好きってこと。だから探求し続けられる。
羽生さんとは違くてもいい。
名人になれなくてもいい。
そう開き直ると、実力を発揮できる。

プロでも手を間違う。間違わ...続きを読む

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覆す力(小学館新書)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年03月02日

将棋棋士と言えば、羽生善治先生くらいしか知らないという方も多いでしょう。
この本の著者・森内俊之先生は、羽生先生と同年代で、小学生の頃からのライバルなのです!

40代になって竜王・名人というタイトルを手にした著者の勝負哲学は、合理的かつクール。
ドラマチックな逆転の好手に対しても、「プロ棋士の対局...続きを読む

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覆す力(小学館新書)

Posted by ブクログ 2016年10月21日

将棋は全然知らないのだけど、面白く読み進められ少し知識がついた。森内さんもなんとなーーく顔を知ってる?という程度でなぜこの本を読もうと思ったかは既に謎。私は深く考えるの苦手だから将棋も出来ないんだろうなぁ~(´・ω・`)

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覆す力(小学館新書)

Posted by ブクログ 2015年06月20日

少し前に、森内俊之が会社の同期の中高生時代の同級生ということを知り、それもきっかけとなって読んでみました。

羽生善治の本を読んだ時には、「キレ」のようなものを感じましたが、森内俊之は、ひたすら謙虚で、この本からは、「キレ」のようなものはほとんど感じませんでした。
きっと、まったくタイプが違うん...続きを読む

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覆す力(小学館新書)

Posted by ブクログ 2015年06月16日

第18代永世名人でもある森内俊之の一冊。

彼が俗に言う羽生世代という同世代の強豪ライバルに中でもまれ、そして苦悩しつつもトップ棋士に上り詰める様子がよくわかった。

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覆す力(小学館新書)

ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年06月04日

一読して森内名人の円熟した人間性を感じました。謙虚に将棋に取り組み、敬い、親しんできた人生なのだな、というのを感じます。

将棋は完全な個人戦。

「勝負をひっくり返す妙手はないが勝負をひっくり返すミスや悪手はある」

「ミスは一回までなら取り返しがつくが二回やると取り戻せない」

「負けて...続きを読む

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