伝えたい少年原爆体験記。11歳のヒロシマ。

 広島に原爆が落とされたのは、1945年8月6日でした。11歳の米澤鐡志さんは、爆心から750メートルの電車内で母親と一緒に被爆します。母親は9月に亡くなり、母乳を飲んでいた1歳の妹は10月に亡くなります。
 この本は、米澤少年の目で見た、8月6日その日のことと、その後何が起こったか、という記録です。

 ブラウスが突然発火して、体が焼け始める女性、皮膚が布地のように垂れ下がって、幽霊のように見えた人たち、防火水槽に飛び込んで亡くなっている赤ちゃんを抱いた女性、川を流れていくたくさんの死体。
 11歳の少年が見た光景を、読者も知ることになります。

 「どんなにつらい記憶でも、知らないよりは知ったほうがいいと私は思います。本書は読むのも苦しい内容ですが、きっと未来のための知恵を与えてくれるでしょう」(京都大学原子炉実験所 小出裕章さんによる「はじめに」より)。

 原爆や核についてお子さんと考えるとき、最適の1冊です。

ジャンル
出版社
小学館
ページ数
128ページ
電子版発売日
2014年02月21日
紙の本の発売
2013年07月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

Posted by ブクログ 2018年05月10日

爆心地から程近い場所で被爆し、奇跡的に生き残った少年の話。当事者しか語りえない凄惨な被爆体験は悲しい現実を教えてくれました。戦後70年を過ぎた今、戦禍を直接知る人は少なくなっています。
子どもにはまだ早い、でもいつか読んで欲しい一冊でした。

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ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

Posted by ブクログ 2015年08月08日

児童書ではあるが私自身が読みたいと感じ、また子供がもう少し大きくなったら読ませてやりたいとの思いから購入。

内容としては、子供にも読み易い文章で当時の状況がとても詳細に語られている。
私の母が被爆しており私自身も被爆2世なのだが、母の体験談については母が自発的に話した内容についてしか息子である私も...続きを読む

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ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

Posted by ブクログ 2014年01月16日

後世に伝えなければいけない本。
胸がえぐられるような表現の本でした。
体験なさった方にしかわからない 伝えられない真実。

絶対に風化させてはいけないと思いました。

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ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年09月05日

リアルな体験談。そのときのことがリアルに伝わってきました。
こんなことは二度とあってはいけないとしみじみ思いました。

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ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

Posted by ブクログ 2013年09月03日

児童書。当時の米沢さんと同じ11歳の娘に与えました。
原爆というものもまだよく分かっていなかった娘に、被爆体験は衝撃的だったようですが、「核のない社会にしたい」と強く思えたようです。
福島原発事故のことも触れられているので、原発についても本を読んでから娘と一緒に調べたり教えたりしました。その良い機会...続きを読む

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ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月01日

原爆投下時、爆心から1キロメートル以内にいて生き残った人は10人以下だったのではないか、と言われているなか、
爆心から750メートルの所にいた作者。
広島電鉄の鋼鉄の電車の中にいて`電車内被爆者`だった。
それでも母や妹などが亡くなるなか、生き残ることができた作者が語る、原爆投下〜被爆体験。


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ぼくは満員電車で原爆を浴びた 11歳の少年が生きぬいたヒロシマ

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年09月13日

爆心地に近い場所で被爆したにも関わらず、今も死なずに生きている「奇跡」。
その目で目撃したものを、講演会記録だけではなく書籍にしようと後押ししたのは、3.11の福島第一原発の事故だったという。それで、冒頭の紹介文を書いているのは、原発の研究者である小出裕章氏。

この中で特筆しておきたいのは、仲の良...続きを読む

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