争いは世の常、人の常。江戸の世で、その争いの相談所が恵比寿屋のような公事宿だ。ある日、若者が恵比寿屋を訪れ、兄が知らぬ男に金を返せと訴えられたと相談した。喜兵衛は怪しい臭いを感じとる。事件の真相は如何に? 江戸の街に生きる市井の人々を、愛情込めて描く長編時代小説。第110回直木賞受賞作。(講談社文庫)

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
ページ数
408ページ
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
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  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

恵比寿屋喜兵衛手控え

Posted by ブクログ 2012年05月06日

第110回直木賞受賞作
佐藤雅美さんの代表作でもありますねー

公事師という職業について この本で初めて知りましたね
今で言うところの 司法書士のような仕事ですかね

梟与力シリーズにも 脇役で女公事師が登場しますが
この本の影響かもしれないですねー^^ なんてね

そのくらい 詳しく書かれててわか...続きを読む

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恵比寿屋喜兵衛手控え

Posted by ブクログ 2017年02月18日

公事宿、恵比寿屋の主喜兵衛が携わる越後の刈羽郡の比角村の百姓六助の兄が訴えられた公事と家庭内のゴタゴタが絡み合い物語りは進んで行く。

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恵比寿屋喜兵衛手控え

Posted by ブクログ 2016年12月04日

江戸時代、民事訴訟に訪れる人を泊める宿、公事宿の主である喜兵衛。訴訟事はきちんと適切に対応するが、病身の妻が居て、妾を囲っている。病身の妻を煩わしく思っているが、死んでしまってから、良心も出てくる。

訴訟事が進んでいくと同時に決して好感が持てる訳でない主人公の人となりがじわじわ伝わってくる。仕事が...続きを読む

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恵比寿屋喜兵衛手控え

Posted by ブクログ 2014年01月09日

民事訴訟から始まる歴史推理小説。江戸時代の裁判制度とを横糸にいくつかの事件が、見事に絡み、展開し、収束していく。「さて、一件落着」の直後に、推理とは別の展開で見事にひっくり返される結末は見事。

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Posted by ブクログ 2013年10月26日

110回 1993年(平成5)下直木賞受賞作。江戸時代の法廷もの小説。今で言う民事訴訟をするために江戸へやってきた人たちを泊めて、世話をする”公事宿”の主人と利用客の話。時代劇、ミステリ、人情話が楽しめる良作。おすすめ。

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恵比寿屋喜兵衛手控え

Posted by ブクログ 2009年09月24日


とても丁寧に書かれた物語。

すごく波瀾万丈でもないけど、地味な物語が少しずつ膨らみ、複雑な小さな逸話が絡み合う。
すべてが丸く収まるハッピーな話!では決してないのだけれど、読み終わってわーい!ということもないのだけれど、
その丁寧な筆運びに思わず膝を打つ。

最後に複雑な糸がきちんとまとまると、...続きを読む

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恵比寿屋喜兵衛手控え

Posted by ブクログ 2017年11月16日

江戸時代の訴訟について、(多分)しっかり調べ、それを背景にした作品。なるほど、そんな風に江戸時代の訴訟は行われたのかと感じさせられる。例えば公事宿の存在からしてそうである。
主人公やそれを取り巻く人々は無理なく描かれており、またストーリーも訴訟そのものや、それに絡む公事宿と百姓宿の対立、主人公の家...続きを読む

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恵比寿屋喜兵衛手控え

Posted by ブクログ 2013年07月31日

直木賞を受賞した江戸時代の公事訴訟(裁判)を題材としたミステリー作品。

物事の争いには、勝ち負け、白黒では片づけられないものがあり、表から見た裏と裏から見た表ではそれぞれ捉え方が異なることを実感させられる。

人は自分に都合がよい方へ動き、それによって他人を追いやってしまうのだろう。主人公はけして...続きを読む

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