九州の小藩からわずか十七歳で名門・上杉家の養子に入り、出羽・米沢の藩主となった治憲(後の鷹山)は、破滅の危機にあった藩政を建て直すべく、直ちに改革に乗り出す。――高邁な理想に燃え、すぐれた実践能力と人を思いやる心で、家臣や領民の信頼を集めていった経世家・上杉鷹山の感動の生涯を描いた長篇。全一冊・決定版。

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
688ページ
電子版発売日
2014年02月07日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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書店員のおすすめ

突然ですが皆様、尊敬する偉人はいますか?私はといえば真っ先に浮かぶのが上杉鷹山!かのジョン・F・ケネディ大統領も尊敬する日本人として挙げた凄い人です。
江戸時代、面子と体裁を何よりも重んじる武士の振る舞いが財政破綻を引き起こした米沢藩。主人公 治憲(後の鷹山)は傾いた財政を立て直すべく、改革に乗り出します。民の幸せのため、その一念で自ら率先して節約したり新たな産業に投資したり企画したりと、時代小説としても楽しめますがビジネスの教訓として見ても非常に面白い!見習うべきは人を思いやり、反対する人々に対しても誠心誠意で向き合うその姿勢でしょう。汚い妨害工作に遭いながらも、その人柄に惚れた人々の助けで改革が進んでいく様子は、涙無しには語れません。
優れたリーダーとは「この人のために働きたい」「この人は自分が支えてあげなければ」と思わせる仁徳を持つ人、という話を聞いたことがあります。それをここまで体現した人物もかなり珍しいのではないでしょうか。まさに老若男女を問わず、誰でも一度は読んで欲しい一冊!「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も。成らぬは人の、為さぬなりけり」…そんな言葉を残した名君の改 ...もっと見る

全一冊 小説 上杉鷹山

Posted by ブクログ 2018年10月23日

童門さんの小説、初めて読みました。こんな感動的な小説は初めてです。目頭が熱くなること五回以上。どこまで史実で、どこまでがアレンジなのかは全く不明ですが、童門鷹山は、マネージメントとはなにかを考えさせられるという意味でビジネス書としてもお勧めです。

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全一冊 小説 上杉鷹山

Posted by ブクログ 2018年10月12日

経営改革を進めるには、人づくりが大切で、人づくりを無視した改革は決して成功しない。そのことと同時に、客に対するサービス精神を何よりも経営の根幹に置くべきであるとも。読んで損はなし!

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全一冊 小説 上杉鷹山

Posted by ブクログ 2018年02月27日

現代のバリバリのリーダーが、当時の習慣や背景を十分理解しつつ、タイムスリップでもしたら同じような政策を考えつくかもしれないなぁと思った。しかし考えつくのと実行できるのとでは全く違うし、あの時代に生まれついた鷹山が若干十七歳でどうしてああいう考えや信念を持てたのかとても不思議だ。鷹山の行動は現代でも十...続きを読む

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全一冊 小説 上杉鷹山

Posted by ブクログ 2017年01月10日

上杉鷹山、いい本だった。どの時代にも、慣習にとらわれずに、大事なことをしっかりと自分で考え、実行する人がいる。勉強になった。


何よりも大切なのは、自分を変えることだ。そして、自分を変えるときに、いちばんさしさわりになるのは、古い考えへのこだわりだ。そして、それは、自分がこの考えは絶対に変えられな...続きを読む

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全一冊 小説 上杉鷹山

Posted by ブクログ 2016年03月30日

職場の大先輩に、薦められた。また読みたい。改革には何が重要なのか、民への愛、民主主義とはなにか。大切なことが詰まっている。

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全一冊 小説 上杉鷹山

Posted by ブクログ 2013年10月19日

意外にも感動する小説!

歴史小説としては、平易な文章で、さらに現在の文言にたとえる解説がついていることもあり、とても読みやすい物語でした。なので、歴史小説と思って読むと、ちょと肩透かしです。さらに小説としては、時間軸がわかりにくいところもあり、また、いくつか「あれ、この件は結局どうなるの?」という...続きを読む

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全一冊 小説 上杉鷹山

Posted by ブクログ 2013年05月18日

解説に「すぐれた歴史小説の感動」とあるが、
読後感は、まさにそれに尽きる。
「小説」だが「上杉鷹山」という実在の人物をもとにしており、
借金だらけで人々の心が死んでいた落ちぶれた藩の再生が、
現代でも十分通じる、複眼的で誠意ある政策により、図られる。
抵抗勢力への根気強い「信頼」など、
一貫した姿勢...続きを読む

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全一冊 小説 上杉鷹山

Posted by ブクログ 2013年03月16日

 最近読んだ童門冬二氏による「上杉鷹山の経営学」(PHP研究所)に触発されて読みたくなった。文庫本ながら600ページを超える大部なので、ちょっと取り付きにくい感じがしたが、読み始めたら一気に数日で読んでしまった。

 何度涙を拭ったことだろう。感動で先に読み進めなくなる。この感覚は、前出「上杉鷹山の...続きを読む

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全一冊 小説 上杉鷹山

Posted by ブクログ 2012年12月25日

自分自身の在り方についても考えさせられる本でした。

決して自分の地位にあぐらかかず、
常に他人のことを考え行動できる優しさ・気遣い
そして、謙虚さに心打たれました。

また、部活・アルバイト・仕事などで誰もがぶつかるであろう悩み、
「やる気のない人間にやる気を起こさせるためにはどうすればよいか」
...続きを読む

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全一冊 小説 上杉鷹山

Posted by ブクログ 2012年12月21日

今まで上杉といえば謙信だったけど、鷹山さんも素晴らしい。
日本人として、今まで知らなかったことが恥ずかしい。

こういう話を大河にしたらいいのになぁ。

あと、すべての政治家と役人には年一回この本の読書と内容についての議論を義務化してほしい。

怒らない、とっても大事なことだなぁ。

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