蜜子は31歳。作家浅野稀と共棲みして5年。つつましいアパートから始まった暮らしは、稀が売れっ子になるにつれて豊かになっていく。甘え上手で子どものように寄りかかってくる男との生活。だが最近、彼は独身を装い、蜜子の存在を世間に隠すようになった。心に少しずつ澱を感じ始めた蜜子の前に、味わい深い中年男と少年らしさを残した青年が現れて……。華やかな都会を舞台に描くほろ苦い恋物語。

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文庫
ページ数
272ページ
電子版発売日
2014年02月07日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

九時まで待って

Posted by ブクログ 2008年05月30日

この方の描く男女が好きです。
男はわがままで、浮気っぽくて、女もそれなりにわがままで、浮気っぽくて。
そのカップルにしかわからない秘密の暗号があったり、そのカップルにしかわからない
いちゃつき方があったり、そのカップルにしかわからない会話の応酬があったり。。。

あ〜これなんだな〜と思う。
現実、そ...続きを読む

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九時まで待って

Posted by ブクログ 2014年03月31日

読む本が無くなると繰り返し読む田辺聖子さんの中の1冊。
1990年初版だけど全然古くなく、読むたびに二人の展開にドキドキする。
売れっ子作家になるにつれ、共棲みする秘書兼妻のような蜜子を世間から隠そうとして必死の形相(と感じさせる)男・稀。
少しずつ傷つけられるプライドが痛々しい。
私ならもっとコテ...続きを読む

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九時まで待って

Posted by ブクログ 2011年03月09日

『ボタンを掛け違えるように』と言うけれど、みるみるすれ違っていく様って本当に人の心は移ろうものなのね~、じっくり堪能させて頂きました!

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九時まで待って

Posted by ブクログ 2009年08月20日

田辺さんの長編を初めて読みました。
わたしは短編の方が好みかなあと思いました。
だけど、やっぱりこういう小説は他では読んだことがなかったし、いいなあって思いました。

結婚って形がない恋愛は、どこが終着なのかわからない。
恋人って肩書きがあって、その形があるから安心できるのが若い恋愛で、
その形だけ...続きを読む

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