「影の銀行」は金融当局の規制や監視を受けない運用機関のことで、伝統的な銀行と手を組んで収益を拡大した。高度成長期の日本では、銀行は貸出先に事欠かなかったが、70年代以降は不動産融資や有価証券投資で利益の増大を図った。そこに登場したのが影の銀行だ。銀行の別働隊であるノンバンクやヘッジファンドが生まれ、いまや世界経済を揺るがすに至った。戦後日本金融史をふまえ、知られざる影の銀行の全貌を明かす。

ジャンル
出版社
中央公論新社
掲載誌・レーベル
中公新書
ページ数
260ページ
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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影の銀行 もう一つの戦後日本金融史

Posted by ブクログ 2010年10月18日

 以下の点を知ったことが特に有益であった。
・70年代初頭の時期、長プラの適用先は社債の発行条件が最優遇の数十社に限定されていた。
・規制時代、信託銀行は大蔵省の指導によりコールの取り手になれなかった。
・都銀の女子行員はピーク時に比べ半減した。
・特金・ファントラの株式売買手数料のうち、20%が証...続きを読む

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