経済政策の現場にも見られる超人待望論。アベノミクスも、「悪いのは日銀だ」と、必殺技「三本の矢」を繰り出す。しかし、権力者にそういう力はあるのか。熟柿が勝手に落ちたのを、あたかも「自分が木をゆすったからだ」と言う人間の言葉をそのまま伝えると、いずれ「落ちた柿の実を枝につけろ」と、無理を期待するようになる。大衆が生む「政府日銀超人伝説」の正体と、日本が真の意味で浮上するために必要なことは何か。

ジャンル
出版社
講談社
電子版発売日
2014年02月07日
紙の本の発売
2014年02月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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日銀はいつからスーパーマンになったのか

ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年02月19日

相変わらずの切れ味。日本経済にいま何が起こっているのか、あらゆるノイズを取り払って本当の姿を見つめなおす。保守再生、労働組合強化、など示唆に富む。こわいのは「アベノミクスで景気回復」を鵜呑みにして思考停止に陥ってしまうこと。自分の頭で考え続けなければ。

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日銀はいつからスーパーマンになったのか

Posted by ブクログ 2014年03月02日

前著『デフレの真犯人-脱ROE[株主資本利益率]革命で甦る日本』(講談社:2013)にて、きわめておもしろい議論を展開していた株式ストラテジストによる新著です。

本書前半は、昨年からもてはやされている"アベノミクス効果"の実態を、株式ストラテジストの視点(たとえば「曲がり屋」と...続きを読む

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