ユーザーレビュー
Posted by ブクログ 2013年12月07日
「小説」でしか描けない、現役医師だけが知る病院の現実。
最期まで同じ病院で診てもらうこと、一人の医師に診てもらうことは幸運な事なのだと思わされる。
父を末期の肺がんで送った私には身につまされた。
Posted by ブクログ 2013年09月14日
フィクションなのか、ノンフィクションなのか、わからない。
ただ、医者の本音のようなものが、
ありのまま記述されていて、とても面白い。
専門用語はよくわからないが、読みやすかった。
Posted by ブクログ 2013年12月23日
人は必ず死ぬ。どうやって死にいたるかが千差万別なんだな。この本は肺癌にかかったケース。
まずはヤブ医者にはあたりたくないな。病院も選ばなきゃいけない。癌研は癌が治らないと判った瞬間に病院から出て行けって言われるんだそうだ。ツライね。
治る見込みもないのに、医者や家族の体面だけで延命や治療をされるのも...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月11日
小説だと思って読み始めると戸惑う。まるで、医者の手記のようだから。
書いている人自身も、どっちだかわからないけどとにかく書いているようで、つまりは、名称を変えて、多少事実を構成しなおした、小説っぽい手記だと思えばいいのかもしれない。小説的な結構は見当たらないのだから。
そして、そういうジャンル分け...続きを読む