内臓とこころ
作者名 :

1巻配信中

価格 842円 (税込)

「こころ」とは、内蔵された宇宙のリズムである―おねしょ、おっぱい、空腹感といった子どもの発育過程をなぞりながら、人間の中に「こころ」がかたちづくられるまでを解き明かす解剖学者のデビュー作にして伝説的名著。四億年かけて進化してきた生命の記憶は、毎日の生活の中で秘めやかに再生されている!育児・教育・保育・医療の意味を根源から問いなおす。

ジャンル
出版社
河出書房新社
掲載誌・レーベル
河出文庫
ページ数
196ページ
電子版発売日
2014年02月07日
コンテンツ形式
XMDF
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

内臓とこころ

Posted by ブクログ 2018年10月12日

俺は全然子育てに関わらなかったから、実感持てないんだけど、赤ちゃんがこころを形成していく過程が描かれている。
赤ちゃんがいる人は今すぐ読んだらいいと思う。強く推奨!

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内臓とこころ

Posted by ブクログ 2018年09月07日

これは面白い。特に、最後に収められた、この増補版を作るにあたり後藤仁敏氏が選んだという二篇「夜型の問題――かくされた潮汐リズム」と「再現について――形態学の実習」がこれぞ三木成夫の持論という感じで面白い。

表紙の絵は受胎38日目の胎児の顔。ミツユビナマケモノにそっくりだそうです。ヒト発生初期の1週...続きを読む

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内臓とこころ

Posted by ブクログ 2016年01月30日

20160122
凄い世界観に心が震えた。理と情のバランスが素晴らしく、壮大で優しさに満ちている。生前のこの人に触れてみたかったな、と思う。心理学でも生理学でもなく、人類学或いは人間学。生きるということを深く考えさせられる。

ーもう卵巣そのものが一個の「天体」というよりない。小宇宙が内蔵される、と...続きを読む

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内臓とこころ

Posted by ブクログ 2014年03月10日

とっても面白かった!解剖学を知らない私でも理解できたし、今後もっと深く知りたいと思わされた。宇宙リズムとか桃源郷とか、ともすればトンデモ科学になってしまいそうなことでも、なんとなく、まさに「はらわたで」理解できてしまう文章だった。ユーモアのある口語体も素敵。3歳児と菩薩の顔の講義を受けたかった。

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内臓とこころ

Posted by ブクログ 2019年01月20日

教養文庫シリーズを持つ出版社6社の共同企画「チチカカコヘ」からの一冊。かなり長いこと、ワタシの読みたい本リストに入っていて、「チチカカコヘ」に押されてようやく手にした次第。

「人間は宇宙のリズムを内蔵している」なんて言われた瞬間、宇宙モノ好きなワタシはもうノックアウト。ものの例えで、「小宇宙」とい...続きを読む

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内臓とこころ

Posted by ブクログ 2016年07月13日

とても奥が深い本だと思った。生物学と人間の精神的な発達との関連を著者の持論でうまく説明してあり、面白かった。
著者は解剖学や生理学を専門とする医師である。生命の発生からそれがどう人間にまで発達していったか、人間がほかの動物と異なる「こころ」はどの段階から特徴が出てくるのかなど、興味深い議論が展開され...続きを読む

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内臓とこころ

Posted by ブクログ 2016年05月12日

解剖学者にして芸術大学の教授、と聞くと、「……トンデモ?」と疑いがちだが、一体どうして。

そもそも興味を持ったのが「ドグラ・マグラ」の「胎児よ胎児よ何故躍る母親の心がわかっておそろしいのか」からだった。時間にして16年は遡る。
もっと早く読んでおけばよかった。

詩人ともいえる優しさ溢れる語り口が...続きを読む

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内臓とこころ

Posted by ブクログ 2014年05月13日

面白い!

タイトル通り内臓と心について、解剖学者三木氏の大学講義を文書化した本。

(笑声)って記述が多用されてるけど、こんなにも大ウケの講義だったんだろか?( ・∇・)
と怪しむ気持ちはありつつも、面白い内容だったー!

印象に残ったところをメモ。
内臓は宇宙と共振する小宇宙である。
体壁系をコ...続きを読む

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内臓とこころ

Posted by ブクログ 2013年07月25日

興味深く読んだ点は2点ある。まず内臓と仏教を結びつけて考えている点。著者は仏教における「受」=からだで感じることを縁として、不快感情がわくという。
一例として、空腹時が挙げられているが、私自身、実体験としてイライラが募ることは多い…気がする。
次に内臓にも感受性が保たれているとし、「日リズム」「年リ...続きを読む

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内臓とこころ

Posted by ブクログ 2013年06月22日

医学部生のころに読んだ教科書以外の医学書でいまだに記憶にとどまっているのは三木成夫の『生命形態学序説』だけである。文庫化を機に未読だった本書を購入した。保育園での講演であるだけに、幼児の発達について他の著作よりも詳しく述べられていて、かつ三木の知見や思想のエッセンスも凝縮されている良著。

「あたま...続きを読む

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