【第37回すばる文学賞受賞作!】薬学部の学生・久野は、育毛と油脂の関連を研究する江藤教授に助手を任命され、かつての教え子である永田は乾性油によって人を魅了する光り輝く艶を頭部に作り出すことができた。久野は、永田の勤め先の塾で不思議な力を持つ女子中学生の荻と出会う……。常軌を逸したエネルギーで全選考委員を圧倒し困惑させた、すばる文学賞史上、最大の問題作。「毛」をめぐり、不思議な力を持つ少女と錬金術師が暗躍する、髪と神の支離滅裂で命がけの戦いがはじまる。

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社文芸単行本
ページ数
184ページ
電子版発売日
2014年02月05日
紙の本の発売
2014年02月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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教授と少女と錬金術師

Posted by ブクログ 2014年05月24日

この小説は、絵画的な美を思わせる快楽発生装置である。
作者は美大卒業とのことであり、冒頭の印象的な書き出しがそれを思わせる。この本の帯の書評も、「こんなにもわけがわからないのに、…」となっているのだが、本当に訳がわからない。
それは、この本が巧妙な伏線、伏線回収と、書いてある内容の無駄の無さ、密度の...続きを読む

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教授と少女と錬金術師

Posted by ブクログ 2014年08月10日

空想科学哲学小説。確かな知識に裏打ちされているけれど、それが目指すところは結局は意味不明。事象のひとつひとつが意味ありげだけれど、それが象徴するものはどこまでいっても不可解。あまりに奇天烈な物語なので退屈はしない。退屈はしないが、興味を魅かれることも特にはなかった。
こういう「まず頭の中をぐちゃぐち...続きを読む

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