「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」。通り魔に襲われた17歳の女子高生安藤麻衣子。美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた心の闇から紡ぎ出される6つの物語。少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、感動の連作ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作。(講談社文庫)

ジャンル
出版社
講談社
掲載誌・レーベル
講談社文庫
ページ数
368ページ
電子版発売日
2014年02月07日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

ガラスの麒麟

Posted by ブクログ 2017年02月05日

普段温厚な人を怒らせると怖いように、普段殺人事件を書かない人が殺人を起こすととてもとても怖いです。

女子高生が襲われるというショッキングなシーンから始まる本作ですが、メインとなるのは奇想天外なトリックでも犯人のアリバイ崩しでもなく、被害者を中心とする登場人物の危うい心模様です。

読んでる間、きり...続きを読む

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ガラスの麒麟

Posted by ブクログ 2014年06月15日

随分前に読んだのですが書き留めておきたくて
パラパラと眼を通しました。
泣いてます。
とてもよかったです。
読み終わったあと心がホンワリする感じです。
内容的には重いと思うんですが、柔らかく優しく描かれています。
私の遥か昔、女子高生時代を思い出してみました。
本ってどれもそうですが読む年齢や時期、...続きを読む

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ガラスの麒麟

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年08月08日

一人の女子高生が殺された事件を軸に、彼女と何かしら縁のあった人々が紡ぎだすミステリー。事件の謎解き役は、その女子高生が通っていた高校の養護教諭。つまり保健室の先生。彼女のもとにはバランスを欠いた心を持て余した生徒たちがふらりと立ち寄る。
この女子高生をローラ・パーマーに、保健室の先生をクーパー捜査官...続きを読む

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ガラスの麒麟

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月30日

6編の連作ミステリ。表題作「ガラスの麒麟」で通り魔に襲われ十七歳の女子高生安藤麻衣子が殺害され、最終章「お終いのネメゲトサウルス」で犯人・謎解きが明かされる。読み終えて気づき驚きました、初出誌「小説現代」'94/7~'97/8書下ろしの最終章、各編それぞれの発表時期が違う上、「ダ...続きを読む

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ガラスの麒麟

Posted by ブクログ 2011年08月14日

 女子高生の繊細な心のうちを見事に再現した連作ミステリーです。泣けるミステリーとして一番に思い出すのがこの本です。
 主人公安藤麻衣子が通り魔に襲われて死んでしまうという衝撃的な事件から話ははじまりますが、ひとつひとつの短編を読みおわるごとに、謎と謎を結ぶ糸がつながり、悲しい真実が明らかになります。...続きを読む

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ガラスの麒麟

Posted by ブクログ 2018年07月21日

日本推理作家協会賞受賞作とのことで手に取る。
想像以上の面白さだった。
若者の犯罪は、若者が悪いのか、その親が悪いのか、そのまた親が悪いのか、その環境が悪いのか、
誰が救えたのか
ありふれた事件が日々起こっているが、難しい問題。

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ガラスの麒麟

Posted by ブクログ 2017年02月28日

短編集。
「ガラスの麒麟」感想
小さな貴婦人だった安藤麻衣子は何者かに殺され、17年の生涯を閉じた。
気位が高く、誰に対しても屈服しない。自分からは絶対に折れない。そんな少女だった。
麻衣子が書いた特別賞を受賞した童話「ガラスの麒麟」は、遺作となってしまった。
事件直後から野間直子の様子がおかしくな...続きを読む

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ガラスの麒麟

Posted by ブクログ 2016年03月10日

連作短編。
主人公や視点が変わるタイプ。
乙女全開でとても良かった。

ガラスの麒麟
三月の兎
ダックスフントの憂鬱
鏡の国のペンギン
暗闇の鴉
お終いのネメゲトサウルス

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ガラスの麒麟

Posted by ブクログ 2016年02月05日

ラスト真相の所は少し物足りなさを感じますが、こんなヤン半分デレ半分(?)な少女フレイバーはたまらん!中の童話も素敵。

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ガラスの麒麟

Posted by ブクログ 2016年01月13日

今まで読んだ加納さんの小説は日常ミステリばかりで殺人事件から始まって衝撃だったけれど、とごにでもある日常にいる壊れそうな少女の心の塊が描かれていてとてもよかったです。

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