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東京裁判パール判事は戦後日本をどう見たか。
東京裁判でただ一人、被告全員無罪の判決を下したインドのパール判事。彼は米軍の占領が解かれた直後の1952年に再来日し、広島をはじめ各地で講演と慰霊を行い、敗戦で傷ついた日本人を勇気づけ、大反響を巻き起こした。この時の講演録と博士の論文、そして田中正明氏の同行記をまとめた『平和の宣言』が昭和28年4月に刊行され大好評を博した。いまパール博士の思想解釈を巡って論争が起こっているが、博士の思想・信条を知る上で貴重なこの本を復刊する。巣鴨プリズンの戦犯を慰問し、講演先で会った遺児を抱きしめ、祈りを捧げる博士の姿は感動的である。平和主義者であったパール博士は東京裁判、そして戦後日本をどう見たか。
Posted by ブクログ 2011年02月13日
昭和28年(1953)年に発売されたパール判事の講演録や論文などが収められている本が、約55年ぶりに復刊しました。
パール判事は、「東京裁判」を否定する判決書を書いた方です。
まだ一回しか読んでいませんが、「東京裁判」を否定する、すなわち、先の大戦における日本の無実を主張する一方で、日本の極...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月09日
小林よしのりによる尽力によって再版された一書。
東京裁判において唯一A級戦犯全員無罪を唱え、世界対戦という悲惨な時代においても真理を追及したパール判事が戦後15年を経て日本各地を講演した講演内容を主とする。
講演内容には日本の再軍備、核保有、ガンジー主義についてが特に多く語られる。
現在の日本に...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月27日
極東軍事裁判で全員無罪の判決をだした国際法の
権威「パール判事」のその後の来日講演時の話や論文を
まとめたもの。
ゴーマニズム宣言ででてたから購入。
1.当時の核・冷戦への危機感が切実だったことが推測される。
2.ガンジーの非暴力・非服従に興味もちました。はい。
3.いままでの歴史や...続きを読む
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