天平の甍
作者名 :

1巻配信中

価格 518円 (税込)

天平の昔、荒れ狂う大海を越えて唐に留学した若い僧たちがあった。故国の便りもなく、無事な生還も期しがたい彼ら――在唐二十年、放浪の果て、高僧鑒真を伴って普照はただひとり故国の土を踏んだ……。鑒真来朝という日本古代史上の大きな事実をもとに、極限に挑み、木の葉のように翻弄される僧たちの運命を、永遠の相の下に鮮明なイメージとして定着させた画期的な歴史小説。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2014年02月07日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

天平の甍

Posted by ブクログ 2018年10月08日

言わずと知れた井上靖の代表作。
唐招提寺のお土産屋にも置いてありましたf^_^;(さすが)
そんなわけで
この寺に纏わる小説だってことだけは知っていたのですが
イコール、もっと鑑真和上寄りの話だとばかり思ってました。
主人公は「普照(ふしょう)」と「栄叡(ようえい)」という日本人留学僧2人です。
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天平の甍

Posted by ブクログ 2017年02月21日

近く、奈良を訪れる予定があるので、予習を兼ねての読書。

書名だけは知っていた、有名な小説。
イメージとしては、鑑真の来日にまつわる苦労の話、成功の話、えらい人の立派な話(乱暴な言い方ですみません)。
だから、平成の世を慌ただしく生きている自分にはあまりにも遠くて、興味をもって読めないんじゃないかと...続きを読む

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天平の甍

ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年09月07日

本作は、何度も困難に遭いながらもけっして渡海を諦めず、最終的に日本にはじめて戒壇を伝え、唐招提寺を建立した鑒眞を描いた小説であり、映画化もされた影響で広く知られている。じっさい、わたし自身も手に取る以前からその程度の智識はあった。しかし、読んでみると印象はだいぶ違う。まず、主人公はむしろ榮叡や普照で...続きを読む

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天平の甍

Posted by ブクログ 2014年03月21日

初めて井上靖さんの作品を読んだ。
相当調査されて、且つ史料からの導き出された細かな人物設定によって物語が凄く生き生きしたものとなっている。

本作は奈良時代、第九次遣唐使船で入唐した留学僧たちを主人公にしている。
普照、栄叡は言わずと知れた鑑真招来の僧侶である。他にも同じく留学僧の戒融や玄朗、唐で出...続きを読む

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天平の甍

Posted by ブクログ 2013年06月17日

唐から甍が届く。送り主は分からない。これこそロマンである。普照、栄叡、玄朗、戒融 私は玄朗的だろうか?結局 蟻のようにしか生きられないのか?まぁそうだな。それでいいのだ。人間なんて誰も自分に合格点はあげられない

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天平の甍

Posted by ブクログ 2012年07月02日

三十年前に読んだときは、心から熱中した。今、それほどでもないのはなぜだろう。なぜ文章を冗長に感じるのか? 
井上靖先生の文章に傾倒していることに変わりはないのだけど。

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天平の甍

Posted by ブクログ 2018年10月01日

当時の海を渡ることの困難さとそれを賭すエネルギーに感服。普照はもちろん業行に対して凄くシンパシーを感じました。 唐招提寺の鴟尾、しんみりと眺めてみたいと思います。

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天平の甍

Posted by ブクログ 2018年04月16日

仏教関連の小難しい用語が多用されていて、よく分からないままに読み進めたが(それでも話を追う分には支障はない)、文章がだらだらしておらず簡潔で読みやすい。唐招提寺を訪ねたくなった。

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天平の甍

Posted by ブクログ 2017年12月07日

たぶん、大学生の時に読んだ記憶があるので、2度目の通読になる。
(その割に家に見つからなかった)

鑑真が何度か航海に失敗しながらも日本にたどり着く話。
日本人は誰でも知っている鑑真だが、中国人に聞いてみると、「知らない」と。
鑑真って中国人なんだけどなぁー
また、途中で広東省に立ち寄るシーンがある...続きを読む

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天平の甍

Posted by ブクログ 2017年08月29日

先週、奈良を旅して寺を回った。現在の自分にも無縁ではない、日本の木造建築や大工技術の歴史に改めて触れたいという思いからだが、千年もの歴史に対して想像力が及んでいるかといえば、心許ない気持ちになっていた。そんなとき唐招提寺のおみやげ屋さんで見つけ、ふと手に取った本。


奈良時代、仏教における「戒律」...続きを読む

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