猟銃・闘牛
作者名 :

1巻配信中

価格 518円 (税込)

ひとりの男の十三年間にわたる不倫の恋を、妻・愛人・愛人の娘の三通の手紙によって浮彫りにした恋愛心理小説『猟銃』。社運を賭した闘牛大会の実現に奔走する中年の新聞記者の情熱と、その行動の裏側にひそむ孤独な心情を、敗戦直後の混乱した世相のなかに描く芥川賞受賞作の『闘牛』。無名だった著者の名を一躍高からしめた初期の代表作2編の他『比良のシャクナゲ』を収録。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2014年02月07日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

猟銃・闘牛

Posted by ブクログ 2016年07月18日

《猟銃》
妻・愛人・愛人の娘、その三通からの手紙から
浮き彫りにされる、恋愛をとりまく
さまざまな心もよう。

一つの事実に対して、その人の感情により、
立場により、こんなにも想いが
異なるという事実。
愛すること、愛されることの意味、
そして、そのことによって変わる人生の重み。

短編ではありなが...続きを読む

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猟銃・闘牛

Posted by ブクログ 2009年06月06日

宮本輝さんが、雑誌の中で「人間同士の言うに言われん相性みたいなものを絶妙な言い方で表現していますね。…本当に名作ですよ」とおっしゃっていたので、手にとりました。本当にそのとおりでした。

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猟銃・闘牛

Posted by ブクログ 2016年03月28日

「猟銃」を読みました。
とても面白く、どんどん引き込まれた。
ひとりの男性像が3人の女性の視点から出来上がっていく。
愛されることと、愛すること、どちらが幸せなのか。その答えは・・・

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猟銃・闘牛

Posted by ブクログ 2016年03月06日

著者の初期作品の中から、『猟銃』『闘牛』『比良のシャクナゲ』の3作を収録しています。

『猟銃』は、三杉穣介という猟人から著者のもとに送られてきた手紙による、書簡体小説です。著者はある日、「白い川床」を歩くように、「ゆっくりと、静かに、冷たく」山の中を歩んでいた三杉の姿を目にし、その記憶に基づいて一...続きを読む

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猟銃・闘牛

Posted by ブクログ 2016年02月01日

表紙から売りという意味では、双方芥川賞候補になった「猟銃」VS「闘牛」という並びに味があるのだろうか。「闘牛」で芥川賞を受賞した時、選考委員の意見も多少別れたという。もう一篇、「比良のシャクナゲ」という作品もあるが、これは例外的で、ある意味無難な評価、皆似たような感想を持つと思う。
「猟銃」は、主人...続きを読む

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猟銃・闘牛

Posted by ブクログ 2014年09月10日

『猟銃』の印象は割と薄かったのだが、『闘牛』はさすがの読後感だった。史実をもとにして淡々と進んでいくストーリーの中に、主人公津上と愛人さき子との先の見えぬ不安感を織り交ぜている。前者は物語を円滑に進める働きを持ち、後者は要所で物語に絡んで、ドラマチックな結末を生む大きな要素となっている。
闘牛の結...続きを読む

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猟銃・闘牛

Posted by ブクログ 2014年02月26日

友人に勧められて読んだ…久しぶりに小説らしい小説を読んだ気がした…翻って考えれば、純文学という領域が普遍性を鑑みない狭所に閉塞している現状もあるのだろう…面白かった。惹き込まれ一気に読まされた。

昭和24年第22回芥川賞受賞作「闘牛」を含む、著者初期作品による短編集…他「猟銃」「比良のシャクナゲ」...続きを読む

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猟銃・闘牛

Posted by ブクログ 2011年12月11日

井上靖の初期3作品「猟銃」「闘牛」「比良のシャクナゲ」を収載。自分的には少し距離感のある作品群のように感じられたが、それぞれ、ストーリー構成が良いのと、3作品とも違った趣の文体であるので、それぞれの形で楽しめたと思う。
「猟銃」は妻と愛人と愛人の娘から送られた手紙を読むことで、全体の想いが詳らかにな...続きを読む

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猟銃・闘牛

ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年03月07日

あなたは愛される一生を選ぶか、愛する一生を選ぶか。女学生だったヒロインたちの日常生活での一言は、その後の私の人生に大きな影響を与えた。

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猟銃・闘牛

ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年07月11日

死ぬほど昔に読んだが、印象に残っているのは闘牛。あと、一冊全部読み終えて、充実感が半端なかったのも覚えている。
この人の書く男の人はマッチョで強くて、結構わかりやすい。女の人は男勝りで強くて、でも最後は惚れる方。でも、薄っぺらくなってなくて、怒涛の展開で飽きさせないうまさがある。
もともとは詩も書い...続きを読む

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