悪女について
作者名 :

1巻配信中

価格 810円 (税込)

《自殺か、他殺か、虚飾の女王、謎の死》――醜聞(スキャンダル)にまみれて謎の死を遂げた美貌の女実業家富小路公子。彼女に関わった二十七人の男女へのインタビューで浮び上がってきたのは、騙された男たちにもそれと気付かれぬ、恐ろしくも奇想天外な女の悪の愉しみ方だった。男社会を逆手にとり、しかも女の魅力を完璧に発揮して男たちを翻弄しながら、豪奢に悪を愉しんだ女の一生を綴る長編小説。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2014年02月07日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

悪女について

Posted by ブクログ 2018年07月30日

面白かった!裏表紙にある紹介と内容が少し違うと感じた。ある美しい実業家の女性が死亡し、その人について27人がどういう人だったかをそれぞれの視点から語っていく。
読み始めてすぐに、おや?と思うことが出てくる。つまり、辻褄が合わないのだ。でも、読み進めていくうちに、そういうことか、と緻密な構成に納得する...続きを読む

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悪女について

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年07月28日

人の思い込みって本当に怖い。
特に惚れた女に対する男達の、自分よがりの願望ともとれる「妄想」は滑稽で何度も苦笑いしてしまった。

27名の証言に基づき徐々に顕かになる、謎の死を遂げ世間を賑わす女・富小路公子の物語。
様々の立場の老若男女の証言が増える度に、謎はますます深まり彼女の死の真相は藪の中。
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悪女について

ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年12月12日

面白かったなあ…

男女関係の繚乱ぶりも面白いけど、
がらっぱちで盗癖のある母親を拒絶しつつ、がらっぱちな親友や盗癖のある女執事と長くつきあう辺りも複雑でいい。

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悪女について

Posted by ブクログ 2016年07月17日

2016.716-44
若くして子供を2人生みながら、次々と事業を成功させて富豪となった富小路公子の突然の謎の死について、インタビュー形式で語られる。
公子本人は1度も登場せず、27人それぞれが全く異なる人物像描く27話構成。

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悪女について

Posted by ブクログ 2016年03月05日

主人公は、富小路公子。
しかし、本人は一切登場しない。
彼女を取り巻く人々が彼女のことを語るという形式で構成されている。
そのため、語り手の主観的で断片的な人物像を幾重にも重ねて物語を成している。
富小路公子は実在したのではないかと錯覚させるほどで、先を読みたくてうずうずするという読書の醍醐味を味わ...続きを読む

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悪女について

Posted by ブクログ 2016年02月28日

引き続き有吉佐和子さん。これも読みたかった本。主人公である”富小路公子”の死後、とある作家がその女の生きざまを本にまとめるべく周囲の人間にインタビューする形。
唸るほど面白かった。読む手が止まらない。この女の本当の姿ってどれなんだろう。最後の章にあった彼女の次男の見方なんだろうか。
彼女の素行のすべ...続きを読む

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悪女について

Posted by ブクログ 2015年09月10日

この本で有吉佐和子デビュー。
湊かなえのような書き方で、あっという間に読み終えた。
何度も読み直したくなる。

私もイケメン男性スタッフのサロンに行ってみたいー!

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悪女について

Posted by ブクログ 2015年09月02日

最高。まず構成が凄く面白くて今読んでも色褪せてないし、主人公とも言える富小路公子がまた魅力的。最後までどれが本当の姿なのか掴みかねた。タイトルは悪女について、なんだけども、悪女とも言い切れ無いバイタリティが魅力的だと思ったし、本人は人生を本気で謳歌したんだなと思った。

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悪女について

ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年02月10日

悪女なのでしょうが、嫌悪感を主人公に持たない不思議な小説。綺麗なものの描写も多いからでしょうか。本人の思いは描かれていないので、想像が膨らんで楽しいです。

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悪女について

Posted by ブクログ 2013年09月30日

『華岡青洲の妻』を堪能以来、またいつか読みたいと思っていた有吉佐和子氏。これも一気読み!面白かった!昭和50年代に執筆したとはとても思えない。27人の口を通じて語られる富小路公子。様々な男を手玉に取り詐欺紛いの行為も多数。とんだ悪女だ…と罵倒される一方いい人だったと言う人も多くまさに謎の女。公子変死...続きを読む

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