芝桜(上)
作者名 :

1~2巻配信中

価格 853~896円 (税込)

津川家の正子と蔦代は将来の看板芸者と目されていた。しかし、二人の性格は全く対照的だった。実直で健気、芸者の通信簿でも総牡丹(全甲)をもらうほど頭のいい正子。美しく信心深いところがありながら、水揚げ前に不見転(みずてん)で客をとり、嘘を本当と言いくるめて次々に男をかえていく蔦代。――二人の芸者の織りなす人生模様、女同士の哀歓を絢爛たる花柳界を舞台に描く。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2014年02月07日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
  • 芝桜(上)
    通常版 1巻 896円(税込)
    津川家の正子と蔦代は将来の看板芸者と目されていた。しかし、二人の性格は全く対照的だった。実直で健気、芸者の通信簿でも総牡丹(全甲)をもらうほど頭のいい正子。美しく信心深いところがありながら、水...
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  • 芝桜(下)
    通常版 2巻 853円(税込)
    陰に陽につきまとってくる蔦代に腹を立て、無気味にさえ思いながらも、じっとその我儘に耐えてきた正子だが、ついに蔦代に絶交を宣言した。しかし、蔦代は一向に頓着しないどころか、再び正子の生活に泥足...
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芝桜(下)

Posted by ブクログ 2016年01月07日

蔦代が気味が悪く、正子の逆上するがよくわかる。本当に面白い。
続編があると知り喜んでいるところ。
早く読みたい!

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芝桜(上)

Posted by ブクログ 2016年01月07日

正子と蔦代の2人の芸者の人生。とにかく蔦代のつかみどころのない無気味な性格が印象的。
上下巻たっすりおもしろかった。
その後の人生も知りたい。
そして着物の描写が素晴らしく、正子が鶴弥にもらった漆の黒い着物を見てみたい。

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芝桜(下)

Posted by ブクログ 2015年07月17日

驕り高ぶり余裕をみせると、蔦代のような女からは隙を衝かれる。阿弥八姉さんの言うとうり格が違うし本当に賢い人はこういう人を寄せ付けないし正子を本当に守ってくれてる人が側にいたら寄り付けなかったはず。正子も天涯孤独でそして若い時に贅沢三昧を覚えた芸者は堅気にはなれない。本人がその気でも世間はそんなに甘く...続きを読む

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芝桜(下)

Posted by ブクログ 2015年07月15日

有吉さんの描く「女」はだいたい不気味で怖い。嶌代の何が怖いって善と悪が半分ずつ彼女の中に存在していて、どっちも本当の嶌代だってところだと思う。
こんな人が友達だったらと思うとぞっとする。

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芝桜(下)

Posted by ブクログ 2013年02月02日

大正・昭和にかけて、花柳界に生きた二人の女性の物語。タイプは違えど美しい二人の全く違う生き様をしながら関わったり、距離をとったり…という好きなタイプのストーリー。

こちらも夢中で読んでしまったのだけど、やはり有吉さんの文章の魅力は素晴らしいなと、どの作品を読んでも思ってしまう。

花柳界という女の...続きを読む

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芝桜(上)

Posted by ブクログ 2012年09月01日

対照的な2人の芸者を描いた物語。

蔦代の行動の意図が分からず、
先が気になって気になって、
ページをめくる手が止まらなかった。

舞台である花柳界の風習も知れば知るほどおもしろく、
とても魅力的で物語の題材にぴったりな設定だと思った。

有吉佐和子の書く文章はしなやかで、言葉遣いもとっても上品。
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芝桜(下)

Posted by ブクログ 2010年04月22日

同じ芸者屋で、同じ環境のなかで育ちながら
全く違う性質をもったふたりの芸者のはなし。

タイプは違えど、それぞれにとび抜けた美しさをもっているのに
その美貌と賢さ、実直な人柄で最高の旦那の寵を受け、
押しも押されもせぬ売れっ妓芸者になってゆく正子に対し
小狡く、芸者の軽蔑するおこないをくり返して
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芝桜(上)

Posted by ブクログ 2008年05月30日

上下巻、立ち止まることのない、怒涛の読書。正子の気高さもなかなかだが、蔦代の不気味さは並々ならぬもの。得体の知れない生物を見ているような不安定な気持ち悪さがあった。<上下巻>

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芝桜(上)

Posted by ブクログ 2006年11月24日

女の子が、身近な人や環境の影響と、自分自身の成長の織り成しによって、女になり女性なり生きていく、そこで描かれる美しい主人公たちと、美しいところで終わらず、醜いところまで隠さず見つめる有吉佐和子の筆が好き。「芝桜」は華やかな花柳界の成り立ち、人間VS人間の心の綾を深く観察していてなんとも素晴らしいが、...続きを読む

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芝桜(下)

Posted by ブクログ 2006年09月27日

一気に読んじゃいました。
有吉さんは、ワルイ女を書くのが上手ですね。
信心深く、親孝行で、花を愛する蔦代も、男からも女からも、むしりとるだけむしりとって阿漕に稼ぐ蔦代も矛盾しないで存在する。その見事さが、悪い女は全てが悪いかのような錯覚を持っている私達に違和感を持たせるのだろう。主役は正子だが、正子...続きを読む

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