院政とはすでに譲位した上皇(院)による執政をいう。平安後期には白河・鳥羽・後白河の三上皇が百年余りにわたって専権を振るい、鎌倉初期には後鳥羽上皇が幕府と対峙した。承久の乱の敗北後、朝廷の地位は低下したが、院政自体は、変質しながらも江戸末期まで存続する。退位した天皇が権力を握れたのはなぜか。その権力構造はどのようなものであったか。律令制成立期から南北朝期まで、壮大なスケールで日本政治史を活写する。

ジャンル
出版社
中央公論新社
掲載誌・レーベル
中公新書
ページ数
270ページ
電子版発売日
2014年02月07日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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院政 もうひとつの天皇制

Posted by ブクログ 2012年04月01日

院政の成立から確立を中心にしながら、平安時代から南北朝時代における朝廷についての概論のようなイメージでした。

やはり、白河~鳥羽~後白河~後鳥羽上皇が中心です。

院政=所謂古代的な体制における最後の抵抗という旧説の払拭という感じで論じられています。

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院政 もうひとつの天皇制

ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年03月17日

院政―もうひとつの天皇制 (中公 院政、という言葉で連想するのは、多分後白河法皇であると思います。しかし、院政の真の始まりとは…?とかそんな話題からはじまって、院政という体制を分析・解説した1冊。中世の朝廷システムに興味がある方は読んで損はないかと思います。

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院政 もうひとつの天皇制

ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年04月03日

[ 内容 ]
院政とはすでに譲位した上皇(院)による執政をいう。
平安後期には白河・鳥羽・後白河の三上皇が百年余りにわたって専権を振るい、鎌倉初期には後鳥羽上皇が幕府と対峙した。
承久の乱の敗北後、朝廷の地位は低下したが、院政自体は、変質しながらも江戸末期まで存続する。
退位した天皇が権力を握れたの...続きを読む

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院政 もうひとつの天皇制

Posted by ブクログ 2010年12月18日

『院政―もうひとつの天皇制』(美川圭、2006年、中公新書)

本書は、平安~鎌倉時代の院政について主に述べたもの。院政とは、直系子孫に皇位を譲位した院が父権を行使して間接的に政治的権力を握る政体です。細かいところまで書いてあると思うので、歴史の復習や教養のために良いんじゃないでしょうか。

(20...続きを読む

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院政 もうひとつの天皇制

Posted by ブクログ 2010年01月07日

日本史で絶対習う内容にもかかわらず、具体的にはよく知らない院政という制度について、時代とともに検証している。政治の現場が、天皇政治(内裏)から上皇政治(院御所)に移ったと思われているが、そんな単純ではないものだということがしっかりわかった。

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院政 もうひとつの天皇制

Posted by ブクログ 2012年10月17日

院政の始まりから、治天の君の成立あたり(鎌倉末期)までの横断的な本です。

一般的な、白河、鳥羽、後白河などなども出てくるので、比較的読みやすい本です。

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院政 もうひとつの天皇制

Posted by ブクログ 2010年12月01日

タイトル通りだが、知ってるつもりで良くわからなかった院政について平安から鎌倉にかけて集中的に分析している。

何となく院政とは、摂関家から政治権力の主導権を取り戻し、自ら主導的に政治を行おうとした数人の天皇(上皇)が作り出した、ある時期に限った特異な政治システム、という認識だったので、
ここまで長期...続きを読む

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