足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。世間から身を隠すように暮らし、ほとんど外出したことのない、市松人形のようなジョゼと、管理人として同棲中の、大学をでたばかりの恒夫。どこかあやうくて、不思議にエロティックな男女の関係を描く表題作「ジョゼと虎と魚たち」のほか、仕事をもったオトナの女を主人公にさまざまな愛と別れを描いて、素敵に胸おどる短篇、八篇を収録した珠玉の作品集。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

ジョゼと虎と魚たち

Posted by ブクログ 2017年05月05日

心のビタミン剤のように、時折たまらなく読みたくなる田辺聖子さん。これも3度目だろうか。表題の作品、初めて読んだとき涙が止まらなくなってしまった。号泣。この優しさ、この刹那、生きることの哀しさ。私が文字にすると陳腐になってしまう。ほかの短編も、読むと人が恋しくなる、そんな小説。

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ジョゼと虎と魚たち

Posted by ブクログ 2017年03月19日

8つの短編集。
田辺聖子の短編はじつに余韻が残る。
その行く末を夢みる。
『セックスではなく情交』という言葉がここちよい。

お茶が熱くてのめません。
人気がでてきた ドラマ作家 あぐりに 
七年ぶりに、もと彼である 36歳の吉岡がやって来た。
落ちぶれた感じで、昔の吉岡とは違っていた。
その違和感...続きを読む

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ジョゼと虎と魚たち

Posted by ブクログ 2016年09月14日

大学時代に一度読んだことがある。当時は映画で観たようには作品に入り込むことができなかったために、さして印象にも残っていなかった。
10年ぶりにページを開いてみて、こんなに面白く、共感できる本だったとは。と驚いた。あの頃は、まだまだ子どもだったのだな・・・
会話の中に含まれているウィット感、思っている...続きを読む

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ジョゼと虎と魚たち

Posted by ブクログ 2015年02月15日

どこかここか一般的な倫理に囚われない女たちが主人公の恋の短編9編。
彼女らの内奥に潜む情感が的確に捉えられていて話に引き込まれる。

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ジョゼと虎と魚たち

Posted by ブクログ 2014年11月15日

田辺聖子さん初読み!大人の男女の恋愛9編の短編集。とても好みでした♡どの女性も魅力的でチャーミングで田辺さんのお人柄が出てるのかな♪映画化もされた表題作『ジョゼと虎と魚たち』は妻夫木聡さんと池脇千鶴さんで脳内再生して読みましたがウルウルでした(;_;)この本は自分自身大人になってから手にして良かった...続きを読む

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ジョゼと虎と魚たち

Posted by ブクログ 2014年07月06日

私がここにいる存在意義は理解しているし間違っていないと思う。
でも時々苦しくなる 溺れそうな位に。
けれどまだ溺れさせてもらえそうにない。
まだ人生を泳ぎ続けろ、この本にまるでそう励まされているようだ。

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ジョゼと虎と魚たち

Posted by ブクログ 2018年05月15日

短編集
色々な女性の恋愛をテーマにしている
不倫、別れなどあるが、一貫して、芯が強く、自分の人生に折り合いをつけている女性が登場する
読後感がよい

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ジョゼと虎と魚たち

Posted by ブクログ 2018年05月07日

田辺聖子さんの持つ男性観が、普通の女性の様であったり、または個性の際立つ表現であったりと、短編に出てくる登場人物を通じて変幻自在に読ませてくれます。
特に、ジョゼと虎と~ では、たった25ページの表現の中で、あそこまで世界を構築できるものだと感心したりです。

いつまでも、ジョゼと恒夫が一緒にいてく...続きを読む

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ジョゼと虎と魚たち

Posted by ブクログ 2017年04月19日

30代、40代の自立した女性の恋愛小説。軽快な関西弁で引き込まれた。短編ごとの主人公が特別なヒロインではなく、欠点もある、特別に美人でもない、どこにでも居そうな女性なのが身近でいい。女性はみんな二面性があるのだろうな。恋愛したくなった!

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ジョゼと虎と魚たち

Posted by ブクログ 2016年05月29日

子供みたいに無邪気だけど、野生的で色っぽい。
ずるいなぁ、ジョゼ。
アンバランスなものは、魅力的だ。

お魚みたいになった二人。
儚さに身をゆだねて、今を精一杯感じとってる姿が無垢で守りたくなる。
ずっと完全無欠でいけたらいいのに。

田辺さんの本を読むと、関西弁の女の子がとても羨ましくなる。
同じ...続きを読む

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