大栗先生の超弦理論入門

大栗先生の超弦理論入門

1,078円 (税込)

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【第30回講談社科学出版賞受賞作】ベストセラー『重力とは何か』の著者があなたの世界観を根底から覆します! 私たちは「どこ」に存在しているのか? 物質の基本は「点」ではなく「ひも」とする超弦理論によって、ニュートンの力学、アインシュタインの相対性理論に続く時空概念の「第三の革命」が始まった。現代物理学における究極のテーマ「重力理論と量子力学の統合」にはなぜ「ひも」が必要なのか? 「空間が九次元」とはどういうことか? 類のない平易な説明の先に待ち受ける「空間は幻想」という衝撃の結論! (ブルーバックス2013年8月刊)

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大栗先生の超弦理論入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月18日

    「大栗先生の超弦理論入門」大栗博司



    分子はランダムに運動しているのでエネルギーの値も常に揺らいでいるが、膨大な数の分子が集まると、エネルギーの平均として近似的に一定の値をとり、それを我々は温度と捉えている。

    氷と水の区別のように、「温度」という概念は二次的なもの。温度とは分子の平均エネルギー...続きを読む

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    購入済み

    名人による超弦理論の解説

    2022年04月22日

    超ひも理論(超弦理論)の最前線の研究者である大栗教授の入門書。素粒子の既存の標準理論の説明から説き起こして、超弦理論の到達点までを順序立てて説明してくれている。音は空気が無いところでは存在しないし、色彩も可視光線の波長未満の大きさでは存在しないように、超弦理論の帰結では3次元空間も幻想であり、時間も...続きを読む

    #感動する #深い #タメになる

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    Posted by ブクログ 2022年01月04日

    理論物理学、素粒子論、宇宙論の最先端がわかりやすく説明されていてワクワクする。

    特に疑問だったなぜ空間が9次元とか10次元とか言われているのかがようやく理解できた。

    けど「時間」についてはまだ謎らしい。
    不思議だ。

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    Posted by ブクログ 2016年01月06日

    「なぜ、点ではいけないのか。点とは部分を持たないものである。」で始まる、物質の最小単位・サイズ・形状をめぐる超弦理論が展開する挑戦の物語。夏休みから秋にかけてのお薦めの一冊。

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    Posted by ブクログ 2023年07月29日


    日本においてヒモ理論といえば大栗さんですが、私自身まだまだ理解が追いついていません。
    Newtonなどでは断片的に理解していましたが、本書ではなぜ次元を高次元にし、そして点ではなくヒモでなければ成立しないのか?がよく理解できます。
    一方で、これを完全に理解するためのトポロジカルな見識が私には不足し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月23日

    物資の基本は、点ではなく、ひも、とする超弦理論(Super String)の解説ですが難解です。空間は弦の運動から現れる、集合の一種です。重力は、空間や時間の伸び縮で伝わる、とか、時間も幻想かもしれない、という辺りは、理解が追いつきません。とはいえ、138億年前の宇宙の始まりが、理論的に解明されるよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月31日

    語りがうまい

    物理の歴史総まとめ
    からの先端理論

    ■前書き
    ○時間と空間

    アリストテレス 空間も時間も、物質やその運動に付随して定義されるものである

    最初の革命
    ニュートン力学「絶対空間」「絶対時間」

    第二の革命
    アインシュタイン
    相対論
    時間や空間は伸び縮みする

    第三の革命
    今起きよう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月07日

    極力数式を使わずに展開されるから、逆に難しかったかも。
    とは言え、その時々の「最新の数学」を発明して対処する様な領域だから、数式載せちゃ誰も付いて来れんのかな。

    工学系からすると、所与の数学で対処できるモノしか接してこなかったから「最新の数学」という概念がこれまでピンと来なかったけど、この本で初め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月17日

     文系が頑張って読んだ。ひも理論。超弦理論だ。
     いや、読み流した。
     というより、50%以降はフィーリングだ。。。
     すっごいわかりやすい、フェルミオンとボゾンのイラストでの説明。「…で?」と思ってしまうが、まあ、頑張って読み進むのだ。
     ハイライト、56人が引いているところ。
    「超対称性とは、こ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月25日

    物理学者 大栗博司氏による超弦理論についての解説書。ブルーバックスから刊行されているため、専門外の人が読むことを前提に書かれています。ニュートンの力学に始まり、アインシュタインの相対性理論、弦理論から超弦理論へと発展する歴史を俯瞰しつつ、それぞれの持つ問題点や限界を明示し、その解決策を示しながら話を...続きを読む

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