アンナ・カレーニナ 1

アンナ・カレーニナ 1

1,012円 (税込)

5pt

青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナ。だが、夫カレーニンに二人の関係を正直に打ち明けてしまう。一方、地主貴族リョーヴィンのプロポーズを断った公爵令嬢キティは、ヴロンスキーに裏切られたことを知り、傷心のまま保養先のドイツに向かう……。激動する19世紀後半のロシア貴族社会の人間模様を描いたトルストイの代表作。真実の愛を求め、苦悩する人間たちが織りなす一大恋愛叙事詩。

...続きを読む

アンナ・カレーニナ のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • アンナ・カレーニナ 1
    1,012円 (税込)
    青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナ。だが、夫カレーニンに二人の関係を正直に打ち明けてしまう。一方、地主貴族リョーヴィンのプロポーズを断った公爵令嬢キティは、ヴロンスキーに裏切られたことを知り、傷心のまま保養先のドイツに向かう……。激動する19世紀後半のロシア貴族社会の人間模様を描いたトルストイの代表作。真実の愛を求め、苦悩する人間たちが織りなす一大恋愛叙事詩。
  • アンナ・カレーニナ 2
    891円 (税込)
    官僚としての体面と世間体を重んじる夫の冷酷な態度に苦しみながらも、アンナはヴロンスキーとの破滅的な愛に身を投じていく。愛するゆえに苦しみ悩んだ結論は……。一方、新しい農業経営の理想に燃えるリョーヴィンは、失意から立ち直ったキティと結婚生活を始めるのだった。登場人物たちの微妙に揺れ動く心理と時代背景を、端正かつ抑制の利いた訳文で鮮やかに抽出した新訳。
  • アンナ・カレーニナ 3
    990円 (税込)
    イタリアから帰国し息子セリョージャとの再会を果たしたアンナだが、心の平穏は訪れない。自由を求めるヴロンスキーの愛情が冷めていくことへの不安と焦燥に苛まれながら、彼とともにモスクワへと旅立つ。一方、新婚のリョーヴィンは妻キティとともに兄ニコライの死に直面するのだった。芽生えた不信と不満。幸福の絶頂のあとに訪れた、行き違う二人の微妙な心情を、緊張感あふれる訳文で鮮やかに描きだす。
  • アンナ・カレーニナ 4
    792円 (税込)
    「そうだ、死ぬんだ!……死ねば全部が消える」。すべてをなげ捨ててヴロンスキーとの愛だけに生きようとしたアンナは、狂わんばかりの嫉妬と猜疑に悩んだすえ、悲惨な鉄道自殺をとげる。トルストイの魅力を凝縮した代表作であり、愛と理性、虚飾と現実、生と死、そして宗教と社会を壮大なスケールで描いた19世紀文学の最高傑作、ここに完結! 繊細かつスピード感あふれる新訳で。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

アンナ・カレーニナ 1 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年10月27日

    19世紀後半のロシア。ひとつの不倫から始まるドラマを軸に、貴族社会の多様な人間模様を描く恋愛小説の名作。

    「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」
    有名な書き出しから始まる第1部は、不倫から始まり不倫に終わる。『出会ってしまった!』という感じ。美しいロシ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年09月26日

    19世紀後半のロシア貴族社会における恋愛物語。

    複数の主人公が登場し、各々が様々な恋愛模様を生きる。

    単に恋愛にのみとどまらず、当時のロシアの社交界、貴族秩序、家庭、政治、経済など、多様なテーマが描かれる。

    100年以上前の、異国ロシアにおける物語とはいえ、各登場人物の心の動きなどは、非常にリ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月03日

    この本は実はタイトルの女性は
    少しページを読み進めてこないとでてきません。
    いきなりすごいことになるわけではないので
    そこのところ、お間違えなく。

    本当に文章が巧みに尽きる作品です。
    ロシア文学と聞くとクソ難解という
    悲しいレッテルを貼られがちですが
    この本はそうではありません。
    確かに長いですが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月16日

    リョービンとキティのパートがよかった。多元的でとても人間臭い。農業、労働、宗教に対する考え方に非常に刺激をうけた。
    一方でアンナとヴロンスキーはまさに悲劇のヒロイン。情熱に浮かされて自分で自分を追い詰めていく様に人間の恐ろしさを感じた。

    0

    Posted by ブクログ 2011年04月13日

    村上春樹の「ねむり」に出てきたので急に読みたくなりました。
    全巻一気によめました。たぶん新訳だからでしょう。
    思った以上に、現代でも通用するテーマ。
    アンナはもっと古くさいヒロインなのかと思っていましたが、
    美人でおしゃれで魅力的なのが新鮮でした。

    鉄道が新しいものとして重要なモチーフとなっている...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年10月23日

    まさに完璧な小説だと思う。
    通常人物すべてに興味をひかれる。
    どういう変化をするのか、あるいはどういう変化をしないのか。
    彼らの今後が気になる。

    0

    Posted by ブクログ 2010年06月27日

    最後まで読み終わった。
















    思わず、強調しまくってしまうほど(笑)
    いやあ、おととしくらいにカラマーゾフ読んで、そっちには、いや~やっぱり昔の人の考えてることはよう分からんわ~お話やから仕方ないか~、みたいなぬるいテンションで読んでしまった...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年05月08日

    ロシア文学はなぜにこうも面白いのでしょう。長編なのですが読み応えがあって、読まずにいられません。アンナという女性の恋愛が中心なのですが、彼女をとりまく男性たちの方が面白みがあります。

    0

    Posted by ブクログ 2009年12月01日

     ロシアの上流社会で気高く自分の生き方を貫くアンナと農業など日々の暮らしを送りながら信仰などで悩むリョービンを描いた2段構成の話。宗教、プライド、時代背景などテーマが多岐にわたり深く掘り下げた構成が緻密にくまれており、読後、その深さに圧倒される。

     主人公二人をとりまく個性的な人物達を通して、自由...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年11月03日

    古典的名著。活発で気高くも愛への熱情が抑えきれぬアンナとヴロンスキーとの情事の変遷、そして夫の貴族としての面子と誇りを持った仕打ち、一方でキティに振られ傷心のリョーヴィンの立ち振る舞い。文豪トルストイの壮大な時代背景と機微ある人物描写がある一方、大衆向けメロドラマの趣で面白い。

    0

アンナ・カレーニナ 1 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社古典新訳文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す