12年前の夏、“蔦屋敷”と呼ばれる熱海の洋館で、淳は白いドレスの少女百合に出会った。幼い少年の日の、謎めいてエキゾチックな邸での記憶そのまま、今、淳の目の前に百合が居る。兄の婚約者として、事故で動かなくなった体を横たえ眠っている――。画廊の火災を発端に度重なる災厄、死までも華麗な舞台装置とし、耽美な物語世界を独得な個性で描く。森村誠一氏、夏樹静子氏絶賛の、横溝賞受賞女流の長編ミステリー。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

罪深き緑の夏

Posted by ブクログ 2012年03月08日

甘美な、耽美な世界観に、どっぷり浸かれて、蒸せかえるような華々の香りが厭と言うほどしてきます。

謎解きは、一瞬よく分からなくて読み返したりしたのだけれど、何と無くでしか理解できず、否、そういうものなのかと思い直しました。
何だか僕には複雑で、絡まった糸を解す余裕もないまま終わってしまって(苦笑)
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罪深き緑の夏

Posted by ブクログ 2007年08月30日

 服部まゆみ追悼読書の第二弾。むせるような夏草の匂い、幼いころ心奪われた洋館の美少女、白皙で異端の作家、ジル=ド=レイ、そしていばら姫とラプンツェル、、、。背徳の妖しい香りがたちこめる、ただただひたすらに耽美で妖艶なゴシック・ロマン。謎解きの要素が用意されてはいるものの、そんなのは些細なこと。作者の...続きを読む

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罪深き緑の夏

Posted by ブクログ 2007年07月19日

これもなかなか好きな話でした。兄弟愛憎物。
テレビゲームをするシーンはない方が良かった気がします。
服部さんの著作はここまでが好きかも。
「キマイラ」から微妙になり、「この光と闇」の落ちで大爆笑(すみません)しちゃったので、もう私は駄目かも。
だって!ダフネって!!

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罪深き緑の夏

Posted by ブクログ 2018年09月17日

その文体と世界観に、何度も時代設定を見誤りながら読んでいた。
なんというか、世界観や雰囲気ばかりがものすごく迫ってきて、肝心のミステリー部分に目がいかなかった。
初の服部作品。
他のも読んでみよう。

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罪深き緑の夏

Posted by ブクログ 2012年09月19日

遠く、夏にいるような、いたような、すぐそばにあるような。でも、別の世界の事のような。絵画の事を齧っていれば、猶更、内容の美しさに深く入り込めるはず。

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罪深き緑の夏

Posted by ブクログ 2009年07月06日

服部まゆみ第2作。

1作目より随分と文章は読みやすくなり、イメージが鮮やか。
「筋読めてるよね? 切るよ」と言われているような、ばさりと切り捨てられたであろう枝葉末節を読んでみたい。

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