井野良吉は味のある役者として人気が出、映画出演も決まり幸先のよいことであったが、その幸運は、破滅へと近づくことでもあった(「顔」)。出張先から帰らない夫の身を案ずる信子は、従弟の俊吉から思いもかけない“夫の裏切り”を聞かされる(「白い闇」)。平凡に穏やかに続く日常生活という仮面をはぎとると、欲にのまれた人間たちの罪と罰がみえてくる。人間の深層心理を捉えたスリリングな恐怖推理小説集。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

顔・白い闇

Posted by ブクログ 2006年12月11日

やっぱりうまい。「白い闇」は結末は読めたけれども、真相が暴かれるくだりは妙に背筋が寒くなるような気持ち悪さが・・・印象的。

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顔・白い闇

Posted by ブクログ 2013年10月04日

ドラマ「顔」を見ました。松雪泰子が戦後の大女優らしいレトロな美しさだった。流石だ。女優として顔を売りたいという欲と、過去の罪を隠すために顔を隠さなければという不安。やはり、欲を出してはいけないなというラスト。

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顔・白い闇

Posted by ブクログ 2011年02月10日

ちょっと会っただけの人の顔を覚えているだろうか?でもふとした瞬間に思い出すことはないだろうか?
松本清張の小説は極めて現実的な中に事件性を盛り込むことが多い。それが絶妙で、色々な作品を読む度に、感心してしまう。

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