ブティック勤めの福美は、プロのレーサーを目指す恋人邦彦のためになんとしても1000万円を工面したい。とらの子の70万円を株投資、高級化粧品のネズミ講販売等々とその手段はエスカレートし、ついに若い自分の「体」をも商品にしてしまう。二人の大きな「夢」を賭けて思いつめた献身が、二人の愛と信頼を崩していくのだった――。若さ、金、権力がちょっとした仕掛けで簡単に手を結ぶ「現代」の様相と仕組みを映し出した、出色の恋愛長編小説。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

イミテーション・ゴールド

Posted by ブクログ 2017年01月15日

彼に尽くしたい一心で自分に傷をつけるような行動をして、それが裏目に出てしまう。切ないけれども、男女間でよくあるパターンのような気がする。

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イミテーション・ゴールド

Posted by ブクログ 2014年11月28日

この小説を読み終わったとき、恋人のために大金を手にした女性が今度は自分のためにお金に溺れていくことにとても恐怖を感じた。
また、容姿の美しい福美が、自分をお金稼ぎの商品として捉え始めてから、邦彦を心から愛せなくなっていく様子は、気軽に体を売る女性が増えた現代社会に通じるものがあると感じた。
確かに一...続きを読む

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イミテーション・ゴールド

Posted by ブクログ 2012年10月11日

お金って怖い。お金が絡むとこんなにも人が変わる。
馬鹿だなぁと思いながらも、実際自分が同じ立場になったらこうならないと言い切れないのが一番怖い。一千万円手元にあったら確かに惜しくなるんだろうなぁ……。

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イミテーション・ゴールド

Posted by ブクログ 2013年02月14日

プロのレーサーを目指す彼のためにあらゆる方法でお金を手に入れようとする主人公。自分を着飾るためではなく「彼のため」「二人の夢のため」という大義のもとでその方法はエスカレートしていき、夢のための手段だったはずのお金が目的になり、二人で夢に向かって一緒に進んでいたはずの道をどんどん外れていきます。
どこ...続きを読む

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