妻を寝取られた挙句、ボロ布のように捨てられた男の怒りが爆発した。「学者の名を借りた油虫め!貴様を殺してやる!」 男が折戸めがけて短刀を振り上げた……。才能を鼻にかけ、己れの出世と漁色のためには冷然と他人を犠牲にする、傲慢なR大学史学科助教授の折戸。学問上の負い目から常に彼に屈服してしまう小関。正反対の性格を持つ二人の心理的葛藤を、見事なコントラストで描き、背景にある大学の腐敗した派閥問題を鋭くえぐる。松本清張の野心的問題作!

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

葦の浮船

Posted by ブクログ 2012年04月15日

鬼畜男登場本。
食うだけ食って、用済みはポイ、
まさに鬼の所業です。
つまり利己的、と言うこと。

多分この作品に出てくる二人は
対比なのでしょうね。
不真面目なのに才能ゆえに光が当たるほう、
まじめで研究よく大有りなのに
光が当たらないほう…

無論光が当たるべきほうは
後者のほう、といいたいです...続きを読む

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