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〈氷と炎の歌5〉それぞれの思惑を胸に、ティリオン、クェンティン、〈鴉の眼〉らは、三頭の竜と女王デナーリスが君臨するミーリーンをめざす……ローカス賞受賞の大河歴史絵巻
白竜、緑竜、黒竜の三頭の竜を従え、デナーリスはミーリーンで女王として君臨していた。だが、その前途には暗雲がたちこめる。都の中では内乱をもくろむやからが殺戮を繰り返し、外では敵対勢力が都を包囲せんと軍を進めていた。さらに、竜たちはどんどん巨大化し、残虐さを増して、デナーリスでさえ抑えきれなくなったのだ。そのころ、父タイウィン公を殺害したティリオンは、密告者の長ヴァリスの手によってキングズ・ランディングを脱出、“狭い海”を渡りペントスのマジスター・イリリオのもとに身を寄せていた。イリリオから、女王デナーリスが軍を率いて七王国へ帰還するときの軍師になるよう求められたティリオンは、勇躍ミーリーンへと旅立った。だが、ドーンのプリンス、クェンティンもまた、父である大公の密命を受け、三頭の竜とデナーリスを七王国に帰還させるべく、女王の都に向かっていた…。四度めのローカス賞に輝く現代最高の異世界戦史。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2014年08月21日
最初のほうこそ、それまでのストーリーや登場人物をすっかり忘れ、Wikipediaであらすじを確認し、人物紹介や地図などを何度も何度も確認しながら読んでいたので、全然読み進められませんでしたが、ある程度まで進んだらもう、加速がついて止まりません。
あ~、面白かった~。
あらすじを読んでも全然イメージ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月11日
おぉティリオンの章きた!ほんと、この人は一体どこまで流れていくのだろうか…。てっきりダニー陣営に行くかと思ったら…行くのか?そして、ダニーの章と、前章読んでいたら「玉葱ー!」と叫ぶことになる。
はっきりわかる主役格がいないせいで、だれが生き残って誰が退場するかさっぱり分からなくて、もう心配で仕方ない...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月18日
先に読んだ家人から、物語が動かなくてつまらないと聞かされてたけど、読んでみるとこれがまた様々な物事が絡み合い、事実が明らかにされていく中で、今後の伏線が貼られているようで、なんとも贅沢な作りになっていた。確かに事象としては動きが少ないが、駒は十分に揃っていて、動き出すのを今か今かと待っている状態だ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月26日
度重なる戦渦により国土は荒廃。
難民が溢れ、秋の収穫を失い、家畜は痩せ細り、備蓄のないまま…長過ぎる冬が来る。
持たざる者、力無き者の飢えは必至。
鉄の玉座に誰が座ろうとどうでもいい、戦争してる場合じゃないと思ってもどうにもならない混沌とした様相の七王国の物語。
複数の視点人物によって語られる綺麗事...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月23日
アメリカでは大人気でドラマ化も評判になっているシリーズ「氷と炎の歌」その第5部です。
ドラマチックな歴史物のような異世界ファンタジーで、シリーズ全体としては★5つの作品です。
きらきらと個性的な登場人物が波乱の運命に投げ込まれ、せめぎあう様子がいきいきと描かれています。
読み応えのある長編がお好きな...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月03日
シリーズ第五部①
時系列としては、乱鴉の饗宴と並行した時期におこった物語。
デナーリスは相変わらずミーリーンの統治に苦戦している。「ハーピーの息子たち」と名乗る集団がデナーリス側の人々を夜な夜な暗殺し、奴隷解放に反対する自由都市の勢力が続々とデナーリス包囲網を築きつつある。そして、願っていた...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月09日
ティリオンのその後!気になってました。
父親殺しという、欧米系によくあるテーマですがティリオンが鬱々としすぎておらず、減らず口のままなので安心しました。
ぜひともダニーの味方になってあげてほしかったなぁ。
<若きグリフ>では、読者にとってはやっぱり思い入れが少ないですよね。
ジョンにも味方が欲しいと...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月02日
非常に長らく待たされた第5部。4部と同じ時系列なのですが、うっかり忘れていて、ジョン・パートにジリとサムがいたりマエスター・エーモンが生きていてびっくりでした。
そして、もう大物は登場すまい‥‥と、思っていたんですが、ここに来てまさかの超大物新登場!しかも1部からの登場人物に絡んで来ております...続きを読む
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