これまでイノベーションというものは、メーカーや研究機関からの専売特許と見られてきたが、インターネット技術の進歩に伴い、広く消費者にイノベーションの道が開かれるようになってきている。この「イノベーションの民主化」によって、企業の製品やサービスづくりが大きく変わり、多様なイノベーションが一気に広がろうとしている。それはまた、「消費者の叡智」をうまく取り込むことで、企業は少ない費用で魅力的な製品を開発できるようになることを意味している。本書は、消費者イノベーションについての世界最先端の研究成果をもとに、新しい製品・サービス開発と経営のあり方を説いたものである。マウンテンバイク、マスキングテープ、クックパッド、カヤック、初音ミク、レゴ、無印良品、エレファントデザイン、イノセンティブ、3Dプリンターなど、多くの先進事例も取り上げられている。

ジャンル
出版社
東洋経済新報社
ページ数
256ページ
電子版発売日
2013年10月25日
紙の本の発売
2013年09月
コンテンツ形式
.book
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

ユーザーイノベーション―消費者から始まるものづくりの未来

Posted by ブクログ 2013年11月09日

小川さんの新著。「メーカーズ」に書かれている内容をアカデミックに、そしてものづくりに限定しない形で網羅的に論じている。イノベーションは、企業や大学だけではなく、「ユーザ」が起こすことも沢山ある、という実態を知る上で、もっとも優れた本だと思う。

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ユーザーイノベーション―消費者から始まるものづくりの未来

Posted by ブクログ 2018年12月25日

マーケティングで消費者行動のはイノベーティブな消費者が存在していて、その顧客と接点を持つことが商品開発に非常に有効だからである。
企業の製品開発が消費者との相互関係が成立し始めたまさに現代のマーケティングを学ぶ人に必要な本。

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ユーザーイノベーション―消費者から始まるものづくりの未来

Posted by ブクログ 2017年03月14日

久しぶりに新しいアイデアが浮かぶ良書と出会えた。この知見を積み重ねていきながら、いま進め、挑戦している研究に活かしていきたい。

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ユーザーイノベーション―消費者から始まるものづくりの未来

Posted by ブクログ 2014年03月11日

これまでイノベーションを起こすのは大企業や大学、大きな研究所等であると思われ、各種施策も消費者自身もそう思っていたが、ITやもの作りの環境が変化・進化・一般化したことで、イノベーションが一般消費者でも起こせるようになっている。本書でとりあげられている商品だけでなく、確かに身近にそういう事例が増えてい...続きを読む

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ユーザーイノベーション―消費者から始まるものづくりの未来

Posted by ブクログ 2013年12月04日

今までは企業の生産活動の一部として、イノベーションが語られてきたが、それを一般の消費者(ユーザー)が新しいイノベータ―として消費現場で、その製品の使用経験を基礎に、より満足できるものにするために自らイノベーションを行うようになってきた流れを説明した本です。身近な具体例も多く、読みやすいと思いました。

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ユーザーイノベーション―消費者から始まるものづくりの未来

Posted by ブクログ 2016年08月30日

今まで本書のようなアプローチをとったことがなかったので参考になった。

ただ、なぜ企業はいまだにユーザーイノベーターを評価しないことが多いのかについて、もっと踏み込んだ分析が必要だろう。

そうでないと、本書の内容が極端事例で終わりかねない。

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ユーザーイノベーション―消費者から始まるものづくりの未来

Posted by ブクログ 2014年02月04日

メーカーが独占してきたイノベーションという行為が、インターネットによって消費者に開放されつつある。その有用性を、政府の成長戦略やものづくり経営学にも活かしてほしい。

夏休みの工作とか、昔から発明工夫は奨励されていたように思いますが、メーカー・政策ルートからは無視されていたんですね。

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ユーザーイノベーション―消費者から始まるものづくりの未来

Posted by ブクログ 2013年10月19日

企業ではなくユーザー(消費者)がイノベーション(技術なり用途なりを革新する)を行うことがままある、というのを、自身の研究などを通して述べている。

ユーザーイノベーションとしては、「ユーザー個人に閉じたイノベーション」→「ユーザー間での共有」→「企業が正式に採用」というのが基本的な流れ。

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