田舎から上京し、学園紛争真っ只中の大学に入学した僕。何も知らない母親っ子の僕が、いつの間にかセクトの争いや内ゲバに巻き込まれ、年上のレイ子と暮らすことになる……。芥川賞受賞の永遠の青春小説。

ジャンル
出版社
河出書房新社
掲載誌・レーベル
河出文庫
ページ数
192ページ
電子版発売日
2013年10月25日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

僕って何

Posted by ブクログ 2015年07月06日

リアルに描写された人々の中で、主人公が青春特有の陰鬱さや不安定さと真正面から向き合うと言う話。この主人公は僕だ、そう思わせてくれるものがあった。多くの若者はそのような自身の弱さや空虚さ、変化していくがゆえの不安定な足元に恐れおののき、主義や主張や流行、常識、集団、制度で心の間隙を埋め尽くそうとする。...続きを読む

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僕って何

Posted by ブクログ 2012年02月13日

あまり自発的に考えをもたない流されやすいタイプの人間には、幸いなことに? そいつを引っ張ってくれるような人間が逐一現れてくれるという、運の良い時代の話。ただ自我を自答しながら進む展開は素晴らしかった。

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僕って何

Posted by ブクログ 2018年03月25日

大学で居場所が見つからない「僕」が、クラスの友人の誘いで参加した学生運動をきっかけに様々な人々と関わっていく姿を描いた物語。

クラスの友人の誘いであるセクトの一員になり、そこの異性の先輩と同棲することになる。しかし、大学の同級生に諭されセクトを離脱し、先輩との関係を有耶無耶にしたまま組織色が薄いと...続きを読む

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僕って何

Posted by ブクログ 2016年01月06日

主人公の「僕」は、大学入学後まもなく、学生運動組織である「B派」のオルグに何となく応じてしまい、そのままB派の一員に収まります。やがて彼は同じ組織の戸川レイ子という女子学生と、やはり成りゆきで同棲することになり、その後も主体的な個の連帯を謳う全共闘に、括弧たる思想的根拠を持たないまま、乗り換えていき...続きを読む

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僕って何

Posted by ブクログ 2013年12月04日

 東京に進学して空虚な思いを抱いていた僕は成り行きで学生運動に入り不思議な熱を感じる。さらにそこで知り合った年上の女性レイ子と同棲することに。。。

 自分が生まれる前の世界なのに、奇妙なシンパシーを感じ、一気に読み進めてしまった。
 偶然から始めた学生運動の一体感に突き動かされる。そして恋。しっか...続きを読む

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僕って何

Posted by ブクログ 2017年04月10日

むりやり誘われて参加した左翼の集会
なりゆきでセックスして同棲に到った女
党派性を帯びた集団行動のうち、みんなが同じひとつの方向を向いて
川の流れのように液状化する心
そういった体験どもに、はたして自分の主体性があったのか
という疑問を抱いて、また別の流れに乗り換える「僕」
そして気づけば結婚の話が...続きを読む

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僕って何

Posted by ブクログ 2013年03月12日

新刊で並んでたので。

と思ったら30年前の芥川賞らしいです。

そんな時代背景でした。

僕って何ってずっと人生の疑問だわ。

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僕って何

Posted by ブクログ 2009年01月07日

去年の10月くらいに読みました。

学生運動してる人たちって、バイトしてないよなーたぶんーと思った。笑
失礼な言い方かもだけど、熱中できることがあまりなかったのかな。
だって、今学生運動なんかあったら、
「おいデモ中に携帯いじんなよw」
とかさぁ、
バリケード内に立てこもり中でも
「ごめーんバイトだ...続きを読む

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