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銀木犀の繁の中には、ちょうど少年ひとりが身を屈めて休むことができる隠れ処があった…樹木に蔽われた古い庭に通う燈水のまえに現れた奇妙な少年は誰?降り続く雨の中、樹に沈みゆく燈水を描いた、文庫オリジナル作品。

ジャンル
出版社
河出書房新社
掲載誌・レーベル
河出文庫
ページ数
130ページ
電子版発売日
2013年10月25日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • ブラウザ

銀木犀

退廃美と破滅願望そして捕食者

れれ 2017年07月10日

ひたすら美しく妖しい世界がそこにあります。
ファンタジーとホラーの融合というか、幻想的でいて所々が妙に生々しい。それが長野作品の魅力だと思っています。
佳境(にあたるのかな?)ら辺が物凄く好きで鳥肌が立ちます(良い意味で)。
怖いんですが、同時に恍惚感がある。まるで麻薬のようですね。長野作品は...続きを読む

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銀木犀

Posted by ブクログ 2012年10月19日

あとがきが面白い。長野まゆみ作品は少ししか読んでいないが少し文体が違っている。あとがきによると1997年初版発行の初期作品とのこと。なんだか初期の方が読みやすいという気もした。
銀木犀が題材となっている。銀木犀が薫るこの季節に読めて嬉しい。普段、金木犀の薫りに圧倒され銀木犀に目を留めることは少ない。...続きを読む

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銀木犀

Posted by ブクログ 2012年03月27日

再・・・読。久し振りに読んだら…銀木犀に捕食された少年?とか思えてうわなんかぞっとする…、けど、何か違うものも感じる。でもやっぱり世界観は美しくて、大好きな一冊です。

2012/10/29再読。今回は直近に小泉八雲の「怪談」を読んでいたので、ん?なんだか現代の怪談ぽくない?との印象が。木の妖精に囚...続きを読む

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銀木犀

Posted by ブクログ 2006年10月28日

長野まゆみさんのはどれでも好きだけど、これは特に好きな本の一つ。読み終わった後、怖いけど心地よい感じになります。

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銀木犀

Posted by ブクログ 2005年04月27日

気だるくて眠くて仕方がない時に「トドメ!」とばかりに読む本です。
銀木犀の木に魅せられていく少年の姿を覗いていると、ジワジワと真綿で首を締められるような妙な気分になってきます。湿り気を帯びて躍動する木が本当に生々しくて、まるで木の体内にいるような怪しい雰囲気を漂わせていました。銀木犀(金木犀でも可)...続きを読む

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銀木犀

Posted by ブクログ 2013年08月14日

『夜啼く鳥は夢をみた』を思い出す内容だった。絡めとられるように夜な夜な銀木犀の元へ向かってしまう燈水のあやうさは、まさに長野少年といったところ。細い首をした早緑の少年へ無意識に抱く敵意。小さい頃、知らぬ土地で出会った同じ年頃の子どもには何故か敵愾心のようなものを感じたものだったけれど、そんな遠い記憶...続きを読む

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銀木犀

Posted by ブクログ 2012年05月23日

銀木犀の中で眠りに落ちる心地良さには、中毒的なものがあるんだろうなぁ。

真っ白な枕に身体が溶けていって、眠りと覚醒の間を行ったり来たりする感覚…自分にとって心地良い条件の中で眠るのって何であんなに気持ち良いんだろう。

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銀木犀

Posted by ブクログ 2011年02月05日

長野さんの初期の頃の作風の作品。

テレヴィジョン系も好きだけど
この作風の作品もなかなか好き。

銀木犀に取り込まれた主人公は結果的に残酷な形なんだろうけども、
でも描写はおそろしいものではなかったし、寧ろゆったりと銀木犀と同化していく様が
お母さんのお腹の中を思い出させて
この銀木犀に取り込まれ...続きを読む

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銀木犀

Posted by ブクログ 2007年05月07日

銀木犀の繁の中には、ちょうど少年ひとりが身を屈めて休むことができる隠れ処があった…樹木に蔽られた古い庭に通う燈水のまえに現れた奇妙な少年は誰?降り続く雨の中、樹に沈みゆく燈水を描いた、文庫オリジナル作品。

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銀木犀

Posted by ブクログ 2006年08月11日

主人公がひたすら寝てるので、読んでると眠くなるよ・・・!少年は銀木犀が成長しようとする本能だったのでしょか・・・。「死んだ鳥の内にある卵を食べると少年のままで」

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