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水天宮の段々坂に鈴の音が鳴ると、ぼくの兄さんとよく似た少年が現れる。歳の離れた姉さんは言う。ぼくには六歳で死んだもう一人の兄がいたのだと。兄さんは作り話だと笑うのだが…著者が初めて子どものために書下ろした珠玉作。

ジャンル
出版社
河出書房新社
掲載誌・レーベル
河出文庫
ページ数
145ページ
電子版発売日
2013年10月25日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

兄弟天気図

Posted by ブクログ 2012年01月16日

まだ大正の気配が残るような昭和の下町の雰囲気がいいです。作者曰く、忘れられてしまう恐れのあることばや暮らしぶりを描いたとのこと。その雰囲気と中学生男子の多感であり些細のことにこだわるような様子が相まって面白いです。

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兄弟天気図

Posted by ブクログ 2007年05月10日

ちょっと昔の日本の話。湯屋とか棟梁の言葉づかいとかそういうのが凄く好きです。子供のために、ということもあってか文章があっさりしていた気がします

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兄弟天気図

Posted by ブクログ 2007年05月07日

ぼくは三人兄弟の末っ子。ちィ坊と呼んでぼくをからかう姉さんと兄さんの間には、6歳で死んだ、もう一人の兄さんが居た。キリリンコロンの音とともに現れる兄さんそっくりの少年は誰?

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兄弟天気図

Posted by ブクログ 2016年07月11日

夏なので、夏っぽい長野まゆみ作品を再読しようキャンペーンそのいち。
以前読んだのはちょうど10年前くらい。そんくらいの頃に長野まゆみをまとめて読み漁ったので、1冊1冊の印象が薄くてどれがどの話かよく分からんなっとるのが多いので、再読してちゃんとレビューを書かねばと思っていたのでした。

あとがきによ...続きを読む

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兄弟天気図

Posted by ブクログ 2016年06月18日

死んだもう1人の兄との不思議な邂逅を描く。
今となっては見ることも聞くこともなかなかできない言葉に溢れている。

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兄弟天気図

Posted by ブクログ 2016年01月06日

文芸コレクションだからサクッと軽く読むつもりではあったけど、こんなにサクッとした話だとは思ってなかったかも。もうちょい話が広がるものかと…

主人公は長野先生に多い大人っぽくてでも世間知らずな儚げ少年ではなく、年相応に背伸びしてみたりむくれてみたりする可愛らしい男の子。中1。姉はもうすぐこどもが産ま...続きを読む

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兄弟天気図

Posted by ブクログ 2011年12月19日

ちょっと昔の東京の下町を舞台にした物語。
お風呂屋さんの番台に
好きな女の子が「風呂屋の子だから手伝い」って
座ってたらその風呂屋は 避けるよねぇ(笑)
男の子兄弟のじゃれあいながら育つ雰囲気は
女所帯で育った私にはちょっと憧れだったりする。

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兄弟天気図

Posted by ブクログ 2010年01月19日

少し前の日本での小さい世界がうまく書かれているのだと思う。’96年に書き始められた「忘れらてしまう恐れ」のあるものたち、10年ちょっとたった今、やはりというか消え去っているものも多い気がする。個人的には同本に入っている他の短編がユニークで好き。

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兄弟天気図

Posted by ブクログ 2008年09月23日

妹のテストに出てきたらしい。
長野まゆみ、って言うとゴニョゴニョ・・・なイメージしかなかったので(読んでた本がそうだっただけ)
ちょっと驚いて読んでみた一冊

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兄弟天気図

Posted by ブクログ 2008年06月07日

古き良き時代とでもいうのでしょうか?
下町の人と人との触れ合いを絡めながら
触れようとすると霞んでしまいそうな
危うい感じが切ないです。
遠くから聞こえるお祭りの喧騒と
キリリンコロンという鈴の音が
聞こえてきそうで不思議です。

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