科学者が人間であること
作者名 :

1巻配信中

価格 864円 (税込)

「人間は生きものであり、自然の中にある」。大震災以後の社会は、この「当たり前」の原点からしか再生できない。まず誰よりも、科学者が一個の人間であることによって、出来ることがあるのではないか。人間も含んだ生きもの全体の歴史として「生命誌」を提示し続けてきた著者が、私たちの未来への熱い思いをこめて語る。

ジャンル
出版社
岩波書店
掲載誌・レーベル
岩波新書
ページ数
250ページ
電子版発売日
2013年10月18日
コンテンツ形式
XMDF
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

科学者が人間であること

Posted by ブクログ 2014年01月25日

自然科学の分野に限らず、社会科学の世界でも同じことが言えるのではないかと思う。
専門分化が進むと、全貌が見えにくくなり、何のための学問であるのかを「人間学」として振り返り自問する。
ただ、商業ベースに乗らないこともあり、それが社会に理解されたとしても進歩と捉えられることはないのだろうと思う。

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科学者が人間であること

Posted by ブクログ 2014年01月10日

著者もあとがきで記しているが、あたりまえのことしか書いていない。あたらしいことも書いていない。「科学者は科学者である前に人間でなければならない」と繰り返し主張している。
実際は、研究者の世界も「経済効率優先で科学技術はそれを支えるもの」となっている。現代の世界観は要素還元から成立しているが、要素のみ...続きを読む

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科学者が人間であること

Posted by ブクログ 2013年10月30日

科学者ではない自分は、「科学」をどう受け止めるか、という点を中心に読んだ。

また、科学者の社会的役割についての筆者の見解もよかった。


前半部は読みやすく、後半部は少し読みにくかった。
再読・精読したい。

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科学者が人間であること

Posted by ブクログ 2013年11月26日

科学は数値化し、そして死物化する。数値化を否定すると科学のいろんなところが問題になるが、そうではなくて死物化を問題にする。
研究者であっても人間であり、人間はまた生きものである、という、当たり前ではあるのに何か忘れられたようなことを、もう一度取り戻せ、ということを再三訴える本。キーワードは「重ね描き...続きを読む

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科学者が人間であること

Posted by ブクログ 2013年11月12日

最初の方は、あまり印象に残らず一般的なことになってしまっている。中盤から具体的な記載で面白くなってくる。ただ、和辻の「風土」の引用など、現在の多様化の世界ではどうかな?というような引用もある。
 卒論に使うのは難しく、随筆として読むのがいいであろう。

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科学者が人間であること

Posted by ブクログ 2013年09月25日

大風呂敷を広げておられるので、最初は何が言いたいのかよくわからなかった。
最後まで読み進むことで、また、生命誌科学館の試みを読むに至ったところで、ようやく著者の意図しているところ、著者の活動がぼんやりと理解できる。
音楽家が演奏という形で我々に身近なものになるように、科学もまた奏でることで、誰にとっ...続きを読む

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