まだテレビが新しかった頃、お茶の間の人気女優 坂井モエ子43歳はコーヒーを淹れさせればピカイチ。そのコーヒーが縁で演劇に情熱を注ぐベンちゃんと仲睦まじい生活が続くはずが、突然“生活革命”を宣言し若い女優の元へ去ってしまう。悲嘆に暮れるモエ子はコーヒー愛好家の友人に相談……ドタバタ劇が始まる。人間味溢れる人々が織りなす軽妙な恋愛ユーモア小説。

ジャンル
出版社
筑摩書房
掲載誌・レーベル
ちくま文庫
電子版発売日
2013年10月25日
紙の本の発売
2013年04月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

コーヒーと恋愛

Posted by ブクログ 2017年07月15日

とってもとっても良かった。
獅子文六さんが体を張って研究なさったというコーヒーの描写は、まるで鼻の前にカップがあるような気がしてくるほどの素晴らしさ。コーヒーが飲みたくなるどころか、飲みすぎてもういらないと感じたのは初めてのことだった。一滴も飲んでいないのに。

モエ子さんに感情移入して下唇を噛みつ...続きを読む

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コーヒーと恋愛

Posted by ブクログ 2016年08月13日

NHKの朝ドラになりそうな、何か大きな起承転結があるわけではないけれどとても軽快で爽やかで、たまに苦味もあって胸がきゅっとするようなお話でした。
キャラクター達がどれも好きではないのに、嫌いにはなれない魅力を持っているなぁと。(モエコには心からのエールをおくってしまう。)

あぁそうなのよ、こういう...続きを読む

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コーヒーと恋愛

Posted by ブクログ 2016年07月17日

最初に読んだのは中学生のときだった。大人の恋愛に憧れていたのかな。この小説は『可否道』というタイトルで1962年から翌年まで読売新聞の連載小説だった。1970年代に読み、本屋で見かけ懐かしくて2016年に再読。いつ読んでも今の話みたいに思える。エンディングがモリシゲの社長シリーズのラストシーンみたい...続きを読む

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コーヒーと恋愛

Posted by ブクログ 2015年10月24日

今年一番面白かった。

結末のちょっとくだらない感じが、とてもよかった。サニーデイ・サービスの同名の楽曲も、とてもいい曲だった。ただ、筆者あとがきの、コーヒーの飲みすぎで体を壊した話が痛々しかった。その数年後に死んでるし。

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コーヒーと恋愛

Posted by ブクログ 2019年01月29日

1962年の新聞小説が初出。当時のテレビ業界の描写が微笑ましい。今でもヒップさクールさを感じる恋愛小説。読んでて楽しかった♪

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コーヒーと恋愛

Posted by ブクログ 2018年11月10日

巻末でサニーデイサービスで同名曲を書いた曽我部さんが言っているように、大正時代のヒップスター的な志向とバックグラウンドを持つ作者が、なんとも軽妙で洒脱な小説を書いたという感じ。小説の舞台や主だった登場人物たちも芸能に携わっていて華やかで、ぼくにはある意味衒いのなく悲劇的でもないグレートギャッツビーみ...続きを読む

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コーヒーと恋愛

Posted by ブクログ 2017年12月23日

コーヒーにまつわるテンポの良い文体で引き込まれているうちに、いつの間にやら3杯くらい飲んでいるおいしいコーヒーのような小説。時にはコーヒー飲みながらこんな小説はいいですね。

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コーヒーと恋愛

Posted by ブクログ 2017年12月14日

コーヒーを愛する会の人たち
女優と年下の男
それらの人たちの日常と恋愛をコミカルに描いたもの。
年下の旦那に捨てられたときのモエ子の暴れっぷりや心の葛藤は昔も今も変わらないんだなあ・・つい笑ってしまったけどその寂しさもリアル。
でもラストは現代の女性に通じるものもあって読後感よし。

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コーヒーと恋愛

Posted by ブクログ 2017年11月19日

仕事と恋愛、結婚…どれかが狂うと全部ダメな気がしてしまうのは小説の主人公でも現実の私でも同じなのかな。特に恋愛に関しては悩んだり怒ったり上手くいかない事ばかりでもどかしいけどけどラストは晴れ晴れとして良かった。

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コーヒーと恋愛

Posted by ブクログ 2017年07月22日

スカッとしました!恋愛とは難しいものですね。
その人自身に対して恋をすることと、その人が持つ何かに対して恋をすることは、その気持ちを受け取る側からすると全然違うんだなぁ。

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