一生のうちに、ほんの一つか二つ。きれいに光る、素晴らしい瞬間。数は少ないけれども、きらめきを実感できる灯、人生にはそれさえあればいい――。たとえばあの頃、私たち夫婦の心は通じ合っていた。まだ、連れ合いは元気だった。生きてきた道筋をふり返り、ふと気づく。自分がいつのまにか手にしていたものに。ささやかだけどかけがえのない一瞬が、確かに自分にもあったことに。短篇の名手が手がける、12の追憶の物語。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • ブラウザ

こころ残り

Posted by ブクログ 2012年07月18日

大きな事件が起こるでもなく、気分が高揚するでもなく、物語は淡々と進んでいく。そして最後にああそういうことかという結論にたどり着く。おもしろい物語である。しかしそこに残るのは不快感だけである。そんな12編が収録されている。

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