「見たことがある。私に似ている。みんな年を取るとあんな顔になる……」。ふとよみがえる過去。内側から、私に囁きかける声。あのとき選ばなかった人生を、もし、歩んでいたら。いるはずのないもう一人の自分が、なぜか、今日は強く感じられる。生死の境が、まざまざと意識される。人生半ばを過ぎた15人の男女、15様の述懐。遠い過去へのほろ苦い郷愁。平凡な日日を突然襲う、心の陥穽を、精妙な筆致で綴った傑作短篇集!

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

黒い自画像

Posted by ブクログ 2007年02月17日

短編集。全15話。

エスプリに富んだ話あり。人生の機微に触れる話あり。様々な趣向の話があるんだけど、どれもウィットに富んでて、私の好きな阿刀田節が炸裂でした。

リアルなんだけど、シュールでもある。フィクションなんだけど、実際にありそうな感じ。そういうのをすごくうまく描くんだよね、阿刀田さんって。...続きを読む

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黒い自画像

Posted by ブクログ 2007年01月27日

新規購入ではなく、積読状態だったもの。
2012/5/9~5/10
阿刀田氏の短編集。奇妙な味と評された初期の短編集を髣髴させる作品が15編並ぶ。とても懐かしい感じ。個人的には、「青い靴」、「赤道奇談」、「蟹」が好み。

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黒い自画像

Posted by ブクログ 2012年07月16日

表紙やタイトルから、おどろおどろしいものを想像し、期待していたのだが、読み終わったあとで何が起こったのかわからない状態になることがたびたびあった。何度か読み返すことになり、あぁ、著者の言いたかったのはこういうことかなと、想像力を駆使しないと理解できないようなできの作品が多かったように感じる。

阿刀...続きを読む

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黒い自画像

Posted by ブクログ 2006年10月07日

初阿刀田高。あくまで個人的な意見としては、小説(『黒い自画像』はショートショート寄りの短編集)はちょっと物足りなく感じた。全く贅肉が付いていないと感じさせる様な文章とストーリー。味付けも淡白でした。エッセイやら解説シリーズやらが面白そうなので次回はそっちにしよう。

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