新田隆弘は鬱屈をため込んでいた。かつては渋谷で伝説のチームと言われた“金狼”の元メンバーも、今ではヤクザの下っ端。兄貴分の命令で高校生が作った売春組織を探っていた隆弘は、中心人物の渡辺栄司に辿り着く。さして喧嘩が強そうでもない、進学校に通う色白の優男。だが、栄司は仲間を圧倒的な恐怖で支配していた。いったい何故。隆弘が栄司の全く異質な狂気に触れたとき、破滅への扉が開かれた――。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

虚(うつろ)の王

Posted by ブクログ 2013年04月13日

この作品はネーミングがすごく好き。登場人物の性格がよく表れている。売春クラブを仕切る高校生エージが、母親を折檻するシーンが印象的だった。あと一度も登場しないけど、主人公・新田がいつも思い出す少年院の千春。回想でしか描かれていないので、かえって読者の想像をかきたてる。忘れられない、千春の薄い唇。忘れら...続きを読む

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虚(うつろ)の王

Posted by ブクログ 2008年04月06日

主人公“隆弘”の数日間が、文字通り駆け抜けるように描かれている…ページを繰り始めると止まらなくなり、一気に通読してしまった…

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虚(うつろ)の王

ネタバレ

Posted by ブクログ 2010年12月30日

馳作品の中でも、結構「取っ付きやすい」ジャンルなんじゃないでしょうか?

感情を持たない超越した存在。
いつもの馳作品なら、そんな存在すら自我が崩壊しそうだけど、今回はその役割をキープ。珍しい。
でも、その展開が何となく、「取っ付きやすい」という印象を感じてしまいました。

その取っ付きやすさが、よ...続きを読む

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虚(うつろ)の王

Posted by ブクログ 2012年12月15日

初めての馳作品。
カネ、クスリ、セックス。
かなりハードな感じです。
今の世の中に普通にありそうな気がして
読んでてぞっとします。(良い意味で。)
途中で読むのを止めようかとも思ったけど、止められない。

救いが無いのが魅力なんだろうなぁ、と思いますが
私にはヘビーすぎました・・・

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虚(うつろ)の王

Posted by ブクログ 2011年04月02日

ノワールは読んでる間はその世界にどっぷり浸れて麻薬のよう、珠に読みたくなる。これも疾走感があって面白い作品。登場する高校生が「マリアビートル」に出てくる王子みたいにクールでたまりません!

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