鎌倉幕府の実態は腐り果てていた。執権は遊びほうけ、内管領が政治を思いのままにしていた。幕府討幕の志が捨て去れぬ後醍醐天皇は、近しい者と密議を繰り返していた。そして、夢のお告げに現われた天皇親政の先駆けとなる武士・楠木正成に使いを送るが、幕府側に動きを察知されて――。戦乱の世を激しく生きた英雄たちを、情熱的な筆致で描いた著者渾身の歴史大河小説。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月21日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • ブラウザ
  • DB50
  • 太平記(一)
    通常版 1巻 583円(税込)
    鎌倉幕府の実態は腐り果てていた。執権は遊びほうけ、内管領が政治を思いのままにしていた。幕府討幕の志が捨て去れぬ後醍醐天皇は、近しい者と密議を繰り返していた。そして、夢のお告げに現われた天皇親...
  • 太平記(ニ)
    通常版 2巻 583円(税込)
    後醍醐天皇と楠木正成は互いに、乱れた政治を行う鎌倉幕府討幕の思いを強くしていた。しかし後醍醐天皇は幕府に囚われ、隠岐島へと配流されてしまった。独り残された正成は、それでも敢然と挙兵する。たっ...
  • 太平記(三)
    通常版 3巻 583円(税込)
    鎌倉幕府に対し単独で兵を挙げた楠木正成は、一千の兵で千早城に籠り、数万の軍からの攻めを半年以上も凌いできた。この楠木軍の奮闘が、反幕府の精神的な支えとなり、隠岐に配流されていた後醍醐天皇は、...
  • 太平記(四)
    通常版 4巻 626円(税込)
    後醍醐天皇の鎌倉幕府討伐軍に、全国から数々の武将が加わってきた。鎌倉幕府の中心にいた新田義貞、足利尊氏も叛旗を翻し、後醍醐軍に加勢する。一気に敗勢に回った鎌倉幕府軍は、とうとう鎌倉に追い込ま...
  • 太平記(五)
    通常版 5巻 626円(税込)
    鎌倉幕府は崩壊し後醍醐天皇の親政がはじまったが、まだ多くの難問を抱えていた。北条一族の残党は各地に残り、武家社会の復活を望む声も大きかったのだ。北条時行が決起し、各地からも武将が集結し、鎌倉...
  • 太平記(六)
    通常版 6巻 626円(税込)
    束の間の平和は崩れ、足利尊氏が反逆し再び列島に戦乱の嵐が吹き荒れる。後醍醐天皇軍の新田義貞は、無残な敗北を喫し勢いづいた足利軍の攻勢に対して南朝方は振るわなかった。追い込まれた楠木正成は、い...

太平記(五)

Posted by ブクログ 2009年11月23日

足利尊氏の反乱ののち、一進一退の足利VS朝廷の攻防が繰り広げられるが、楠木正成が湊川の戦いで討死してから、後醍醐帝は次第に追い詰められていく。楠木正成が説いた朝武一和に取り組んでいれば、南北朝の戦いどころか、今に至る日本の国の形がずいぶんと変わっていたのであろうと思う。義貞、正成、尊氏など登場人物の...続きを読む

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太平記(四)

Posted by ブクログ 2009年11月21日

新田義貞によって鎌倉は陥落され、鎌倉幕府は崩壊する。いよいよ後醍醐帝による親政が本格化するのかというと、帝は権力欲はあるけど統治能力は乏しい。それは、新田義貞、楠木正成も同じで、彼らは国の統治能力というか統治意欲はなかったようである。必然的に足利尊氏の影響力が強まってくる。
 それにしても、吉田兼好...続きを読む

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太平記(三)

Posted by ブクログ 2009年11月14日

第3巻は「歴史にもしも・・・」が満載で、面白い。後醍醐帝の隠岐からの脱出では、間一髪の場面が至るところにあった。楠木正成の千早城は、幕府側がもうひと押しすれば城は陥落していたかもしれない。新田義貞軍と幕府軍の分倍河原の戦いも幕府側に油断がなければ、どうなっていたか。などなど。

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太平記(ニ)

Posted by ブクログ 2009年11月07日

幕府側が一枚岩でないこともあるが、楠木正成が復活して大活躍する。
その一方、幕府側では、菊夜叉が大活躍、という感じかな。それにしても菊夜叉は恐ろしい。
幕府によって流された日野資朝の息子である少年阿新が、はるばる佐渡まで父を訪ねて行く場面があるけれど、ここは、泣ける。結局、対面かなわず、父は処刑され...続きを読む

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太平記(五)

Posted by ブクログ 2008年10月05日

社会の情勢を純粋な目で追うことができているのは楠木正成のみ。
優れた判断力と洞察力を持った彼の意見が、公卿や新田義貞などの味方の武士達に蔑ろにされるのが非常に腹立たしい。
正成の意見に同調できない者は、皆なにかしら私利私欲を優先して、社会が見えていない。
そして、彼らは決まってあとから「正成の...続きを読む

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太平記(四)

Posted by ブクログ 2008年09月16日

鎌倉幕府滅亡の東勝寺での宴のシーン、後醍醐天皇と楠木正成の再会のシーン、どちらも泣けました。
ただ、建武の新政での後醍醐天皇のていたらくぶりに、後者のシーンでの涙は返してほしいですが・・・。
建武時代の権力者は、みんな大なり小なり政治を私物化してますね。
学習能力もなく、同じ過ちを繰り返しては...続きを読む

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太平記(三)

Posted by ブクログ 2008年09月04日

楠木正成が後醍醐天皇の勅文を受け取ったシーン、泣けました
そもそも生き残っていることが奇跡のようなものですし。
北条高時が赤橋守時に見せた人間的な優しさもよかったです。
幕府のトップに立つ者としては能力に欠けていたのでしょうが、とても人間らしい素朴で情に深い心を持った人だったのかもしれません。...続きを読む

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太平記(ニ)

Posted by ブクログ 2008年08月26日

楠木正成、めちゃカッコイイし面白い!!
先を予測し、的確な指示を隊に与えて幕府軍を翻弄するシーンは痛快です。
自分の信念に忠実に実行できる者は強い、ということを改めて感じました。

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太平記(六)

Posted by ブクログ 2012年11月08日

鎌倉幕府、南北朝戦争の流れが、楽しく理解できる。学生時代に読みたかったな。視点が変わる登場人物も魅力的で、話には引き込まれる。

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太平記(四)

Posted by ブクログ 2012年06月26日

北条滅亡から始まり、開始直後から綻び始める建武の新政を背後に、尊氏、廉子、護良の三者の陰謀劇が交差する。高野師直、足利直義の対立があまり描かれないのが残念だが、読み応えのある一巻である。

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