無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
明治以来続く「中央集権体制」はすでに時代に合わず、限界を迎えています。広域圏を内政の拠点に、特色あふれる地域をつくり出す「道州制」への移行こそが急務なのです。自公政権に戻り「道州制基本法」が成立すれば、国の枠組みを変える取り組みが加速していきます。地方をどう再生し、東京一極集中をどう解消するのか。新しい時代に合うよう規制を緩和し、ムダを省き、住民サービスを向上させる「新たな統治機構」へ刷新する。都庁の経験があり、現在は、大阪市・府特別顧問でもある著者が、道州制の道筋と日本再生について提言します。
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年04月27日
明治以降130年続いた中央集権体制が制度疲労を起こしている。様々な矛盾を孕みながら、つぎはぎの改革を行ってきたが、つじつま合わせでは現状を打開することは不可能だろう。
ではどうするか。
統治機構の在り方そのものをダイナミックに組み替え、官が独占する公共経済に大体な規制緩和を行う。そして、住民自治の構...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月23日
道州制がどのような方向で議論されているかを勉強するにはわかりやすい一冊。道州制には賛成なので、すんなり読めた。
近い将来、おそらく実現するであろう道州制について知識を蓄えたい人にはもってこいだと思う。
苦言を呈するのならば、
「市役所が住民に最も身近で、行政の中心的役割にする」という主張だが、市役...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月06日
筆者が思う、この国の中央地方関係の新たな体制が記されている。
制度改革の必要性は十分理解出来たが、具体的にどのような効果を得られるかという点については、あまり触れられてない。そのため、ちぐはぐな印象を受けた。
また、興味深い記述もあったが、総花的な本なので、あまり琴線に触れるような話は無かった。...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。