2013年カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いた『そして父になる』(是枝裕和監督)の参考書籍である本作は、昭和52年、沖縄で起きた赤ちゃんの取り違え事件を克明に追ったノンフィクションです。小学校にあがる際の血液検査で、出生時の取り違えがわかった二人の少女。他人としか思えない実の親との対面、そして交換。「お家に帰りたいよう」子どもたちの悲痛な叫び――。当時、女性誌の記者としてこの事件を取材した著者は、その後十七年にわたって二人の少女と家族を追いつづけ、この驚くべき作品を書き上げました。「家族の絆」とは何かを深く考えさせる傑作です。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
電子版発売日
2013年09月20日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年

購入済み

考えさせられます

ボボ丸 2017年09月23日

「そして父になる」の映画が良かったので、原作が気になり購入しました。持って生まれた性格はあるにせよ、育った環境がその人の人格にも人生にも大きく影響するんですね。産みの親と育ての親、とても難しい問題だと思います。なかなか考えさせられます。

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ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年

ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年12月09日

もっと早く読めたんだけど読み終わってしまうのが惜しくって
城間家は複雑すぎ夏子も照光も親より♂♀が強かっったのかな…
美津子ちゃんも真知子ちゃんも親から離れてからの人生のほうがずーと長いからこれからやでーこれからやー
まだまだ色々あるからー

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ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年

Posted by ブクログ 2014年12月19日

テーマが重くて読んでて辛かったが、間違いなく珠玉のノンフィクション。
赤ちゃん取り違えから6年経っての交換、分かれる明暗、それぞれの家族模様、、、
残酷な運命を受け入れそれぞれに必死に生きようとしたり、はたまた運命に耐え切れず自堕落になっていく関係者達の姿に読んでて釘付けになった。
終章で2人の成長...続きを読む

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ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年

Posted by ブクログ 2014年05月26日

映画の原案にもなったノンフィクション。
取り違えられた子供とその家族の苦悩が描かれる。
最も心を通わせるはずの親と子がそれを断たれ、再生しようともがく姿は切ない。
ノンフィクションを読んで泣きそうになったのは、これが初めて。

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ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年

Posted by ブクログ 2014年05月12日

「そして父になる」の原作本として紹介されていたので読み始めたが、設定・結末ともに全然違うものとして描かれている。「取り違え」の根深さを知る1冊。

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ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年

Posted by ブクログ 2014年01月05日

沖縄県で発生した赤ちゃんの取り違えて事件をはじめとする17年(文庫本用の新章を含めると24年)にも渡って追いつづけた著者によるルポルタージュ。

奥野さんの本は以前に『心にナイフをしのばせて』で衝撃を受けていたのだけど、こちらも本当に衝撃的。こんな困難な状況であっても、前を向いて子供と向き合い、立派...続きを読む

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ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年

Posted by ブクログ 2013年12月22日

 いわゆる「取り違え」の家族にインタビューをした作品。
 自分の育てた子は、血縁的には他人の子どもだった。では、どうするのだ?

 読み進めてみると、最初予想のしていた展開とは全く異なる。たぶん、これを読むだれもが想像する「取り違えの物語」ではない。
 これは、家族の話であり、一人の人間がどう生きる...続きを読む

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ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年

Posted by ブクログ 2013年11月21日

「そして父になる」観賞後に読みました。重夫と智子の子、美津子。照光と夏子の子、初子(後に真知子)。取り違えという悲劇にあってから後の15年以上を取材した奥野氏による渾身のドキュメンタリー。実話であるだけに、映画以上に重苦しく、読み進めるのが苦しいほど。美津子と真知子、それぞれが成人し、自立していく頃...続きを読む

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ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年

Posted by ブクログ 2013年11月11日

沖縄の2家族に起きた1971年(昭和46年)に生まれた赤ちゃん取り違え事件。25年の取材に及ぶドキュメンタリー。
読み進めるペースが遅いのは、噛みしめたいからあもるけれど、かなりの衝撃を受けました。

女の子2人の取り違え。
幼少期、思春期、そして30歳。

家族の関係だけではなく、夫婦の関係につい...続きを読む

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ねじれた絆 赤ちゃん取り違え事件の十七年

Posted by ブクログ 2013年10月21日

40年前の沖縄での嬰児取り違え事件をその後25年に渡って追いかけたノンフィクション。自分は親でもあるのでこの本を取り違えられた親子両方の視点で読んだ。血の濃さはは情を超えるけども、情の濃さは血の繋がりすらも凌駕する。一見パラドックスのようだけども、結局どこまで親が愛情を注いだかの一点に尽きるのだなと...続きを読む

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